日頃の活動で得た力を、被災地へ
中村勇稀さん(生命科学部3回生)
学生団体「cubes」代表
この夏、大阪ボランティア協会と連携し、立命館大学のクラブ・サークル・学生団体の特色を活かした被災地支援の一環として、「気仙沼・暮らしたのしませ隊」という活動が展開された。その活動に参加したのが、中村さんだ。
中村さんは、日頃「cubes」の活動の中で、地域を巻き込んだ「スポーツごみ拾い」などの企画を展開している。活動を通して、地域のコミュニティの大切さを実感しているメンバーたちからは、東日本大震災の復興支援活動に関わりたいという声が。メンバー5人とともに、今回の活動に参加することに決めた。
気仙沼市では、仮設住宅の住民の方たち同士の交流を深めようと、集会所でお茶やお菓子を食べながら、各クラブ・サークルによる落語や演奏を見てもらう活動を展開。住民の方にひとつの場所に集まってもらうことで、顔を合わせ、コミュニケーションを活発化させ、新たなコミュニティを形成するきっかけを提供するのが狙いだった。連日、集会所は入りきれないほどの人であふれた。
その中で戸惑いもあった。突然起こる余震に動揺する子どもの姿、接する中で返す言葉が見つからない。そんな時は、メンバー同士で何度も話し合い、手探りの状態で向かい合っていった。

「津波がなかったら、みんなと出会えなかった」被災地の方からかけてもらった言葉だ。中村さんは「人は一人では生きていけない。改めて人と人とのつながりの大事さを改めて感じました」と語ってくれた。そして、こう続けた。
「これからも今回の活動で出会った子どもたちと関わり続けていきたい。「cubes」で取り組んできた「スポーツごみ拾い」を、人と人のつながりをさらに広げる活動に発展させていきたいです。」
■取材こぼれ話
学生団体「cubes」は、どんなことにも「全力」で取り組んで、悔いのない学生生活を送ることをコンセプトに活動する団体。昨年は、学園創立110周年記念企画のひとつとして、地域の小学生とたのしみながらごみを拾い、環境について学ぶ企画「スポーツごみ拾い」を実施。今年は、「スポーツごみ拾い」改め「ごみプレ」を10月に実施する予定。
中村さんは、日頃「cubes」の活動の中で、地域を巻き込んだ「スポーツごみ拾い」などの企画を展開している。活動を通して、地域のコミュニティの大切さを実感しているメンバーたちからは、東日本大震災の復興支援活動に関わりたいという声が。メンバー5人とともに、今回の活動に参加することに決めた。
気仙沼市では、仮設住宅の住民の方たち同士の交流を深めようと、集会所でお茶やお菓子を食べながら、各クラブ・サークルによる落語や演奏を見てもらう活動を展開。住民の方にひとつの場所に集まってもらうことで、顔を合わせ、コミュニケーションを活発化させ、新たなコミュニティを形成するきっかけを提供するのが狙いだった。連日、集会所は入りきれないほどの人であふれた。
その中で戸惑いもあった。突然起こる余震に動揺する子どもの姿、接する中で返す言葉が見つからない。そんな時は、メンバー同士で何度も話し合い、手探りの状態で向かい合っていった。
「津波がなかったら、みんなと出会えなかった」被災地の方からかけてもらった言葉だ。中村さんは「人は一人では生きていけない。改めて人と人とのつながりの大事さを改めて感じました」と語ってくれた。そして、こう続けた。
「これからも今回の活動で出会った子どもたちと関わり続けていきたい。「cubes」で取り組んできた「スポーツごみ拾い」を、人と人のつながりをさらに広げる活動に発展させていきたいです。」
■取材こぼれ話
学生団体「cubes」は、どんなことにも「全力」で取り組んで、悔いのない学生生活を送ることをコンセプトに活動する団体。昨年は、学園創立110周年記念企画のひとつとして、地域の小学生とたのしみながらごみを拾い、環境について学ぶ企画「スポーツごみ拾い」を実施。今年は、「スポーツごみ拾い」改め「ごみプレ」を10月に実施する予定。