学生の間に、プロにも通じる映像を!
生田尚久さん(映像学部1回生)
映画制作に取り組む
仙台短篇映画祭2010などの映画祭で上映作品に選出、多数の賞を受賞
父に薦められて観た映画「アポロ13」に感動し、映像に興味を持ち始めたのが6歳の頃。
初めて映像を撮ったのは、小学校6年生のとき。自分の集めていたプラモデルを映像の中で動かしてみたくて、家にあったデジタルカメラで撮影しました。自分の考えていることや想いを、映像で具体的に描くことができるというのが、映画を撮る魅力の一つだと思っています。
高校生になると、「撮ったからには誰かに観てもらいたい」という気持ちが強くなり、様々なコンテストに応募するようになりました。2年生の時に制作した短編映画「Dreamer」では、高校生映画コンクール(映画甲子園)で、「特選・WBN(早稲田大学ブロードバンドネットワーク研究所)賞」を頂きました。この作品では、他にもいくつかの賞を頂くことができたほか、短編映画「ショートピース!仙台短篇映画祭2010」では、「新しい才能に出会う」部門の上映作品にも選出されました。
たくさんの方に自分の作品を観てもらえるチャンスが増え、様々なことが変わり始めました。それまではあまり意識していませんでしたが、「他人に観られることを前提」として映像を撮るようになり、家族もそれまで以上に応援してくれるようになりました。大きく変わったのは、今まで出会えなかったような人たちに出会うチャンスが増えたことです。これまで自分が観てきた映画を撮っている監督やプロデューサーの方々にも実際にお会いする機会にも恵まれました。
TSSショート・ムービー・フェスティバルでお会いした、映画『Shall we ダンス?』のプロデューサー、桝井省志さんは、そのうちのお一人。実際に会ってお話してみると、自分の映像の作り方が見事に見抜かれていて、ただただ「すごい!」と感じたと共に、自分の作品も一つの「作品」として扱われているのだと、重みを実感しました。同時に、自分の作品を評価して頂いたことで、自信もついたと思います。
大学入学までは一人で続けてきた映画制作ですが、現在は映像学部の仲間と一緒に制作しています。「仙台短篇映画祭2011」、イタリアの「ラクイア映画祭」等で上映された短編映画「Cell」もその一つ。
映像にのめり込んでいる仲間が周りにいるということは、入学するまではなかったことで、毎日刺激を感じています。完成したときの喜びを共有できる仲間がいるということの素晴らしさも実感しています。
映像学部はまだ歴史の浅い学部ですが、だからこそ、自分たちがその歴史を作っていける可能性があると思っています。これからも、学生映画には収まらず、プロと同じレベルで観てもらえる作品をいろんな人と作っていきたいです。自分が感じていることを映像で伝え、それを観てくれた人に何か変化が起こるような作品を作っていきたいですね。
■生田尚久さん Official Web Site
http://naohisaikuta.jimdo.com/
初めて映像を撮ったのは、小学校6年生のとき。自分の集めていたプラモデルを映像の中で動かしてみたくて、家にあったデジタルカメラで撮影しました。自分の考えていることや想いを、映像で具体的に描くことができるというのが、映画を撮る魅力の一つだと思っています。
高校生になると、「撮ったからには誰かに観てもらいたい」という気持ちが強くなり、様々なコンテストに応募するようになりました。2年生の時に制作した短編映画「Dreamer」では、高校生映画コンクール(映画甲子園)で、「特選・WBN(早稲田大学ブロードバンドネットワーク研究所)賞」を頂きました。この作品では、他にもいくつかの賞を頂くことができたほか、短編映画「ショートピース!仙台短篇映画祭2010」では、「新しい才能に出会う」部門の上映作品にも選出されました。
たくさんの方に自分の作品を観てもらえるチャンスが増え、様々なことが変わり始めました。それまではあまり意識していませんでしたが、「他人に観られることを前提」として映像を撮るようになり、家族もそれまで以上に応援してくれるようになりました。大きく変わったのは、今まで出会えなかったような人たちに出会うチャンスが増えたことです。これまで自分が観てきた映画を撮っている監督やプロデューサーの方々にも実際にお会いする機会にも恵まれました。
TSSショート・ムービー・フェスティバルでお会いした、映画『Shall we ダンス?』のプロデューサー、桝井省志さんは、そのうちのお一人。実際に会ってお話してみると、自分の映像の作り方が見事に見抜かれていて、ただただ「すごい!」と感じたと共に、自分の作品も一つの「作品」として扱われているのだと、重みを実感しました。同時に、自分の作品を評価して頂いたことで、自信もついたと思います。
大学入学までは一人で続けてきた映画制作ですが、現在は映像学部の仲間と一緒に制作しています。「仙台短篇映画祭2011」、イタリアの「ラクイア映画祭」等で上映された短編映画「Cell」もその一つ。
映像にのめり込んでいる仲間が周りにいるということは、入学するまではなかったことで、毎日刺激を感じています。完成したときの喜びを共有できる仲間がいるということの素晴らしさも実感しています。
映像学部はまだ歴史の浅い学部ですが、だからこそ、自分たちがその歴史を作っていける可能性があると思っています。これからも、学生映画には収まらず、プロと同じレベルで観てもらえる作品をいろんな人と作っていきたいです。自分が感じていることを映像で伝え、それを観てくれた人に何か変化が起こるような作品を作っていきたいですね。
■生田尚久さん Official Web Site
http://naohisaikuta.jimdo.com/
- 取材・文
- 中西由佳(国際関係学部3回生)