子ども兵士について考えてもらうために
(写真左から)
青島 佳おりさん(文学部3回生)
里井 明さん(国際関係学部2回生)
Seyoung Parkさん(国際関係研究科博士課程前期課程1回生)
NGOワークショップを開催
私たちは立命館大学国際平和ミュージアムの学生スタッフとして、来館者に館内案内や展示品の解説を行っています。その活動の一環として、7月6日(土)に国際平和ミュージアムでNGOワークショップを開催しました。館内で紹介しているNGO・NPO団体のなかから、在学生のみなさんが「今、どんなことに興味があるのか」ということを考え、私たちスタッフが企画として取り上げたい団体を選定しました。今回は、世界の人権侵害を訴える「アムネスティ・インターナショナル日本」の方々にご協力いただき、18歳以下の市民で軍や武装グループに関わっている「子ども兵士」について考えました。

今回のワークショップでは、子ども兵士に関する映像鑑賞やアムネスティ・インターナショナル日本の方による講演会のほか、参加者を含めたディスカッションを行いました。ディスカッションでは、参加者が個々に持っている子ども兵士についての知識を発表しあえたことで、参加者全体で情報を共有し理解を深めることができました。
さらに、このワークショップでは参加するだけではなく、一人でも多くの人が平和の為に何か協力できるようにと、アムネスティ・インターナショナルが行う「ハガキアクション」を取り入れました。これは、人権侵害の犠牲者に生きる希望を与えるため、励ましのハガキ(手紙)を送り、人権侵害の犠牲者を救うための取り組みです。

開催準備では、スタッフ同士の時間が合わず、ミーティングの日程調整も容易ではありませんでした。しかし、そんな時だからこそ、仕事の負担が偏らないように、積極的に意見を出し合いながらスタッフの連携に努めました。また、メールだけでなく電話や対面によるコミュニケーションを意識して正確に確認することが重要だということを学びました。
みなさんに感想をお聞きしました。(イベントを終えて)
里井さん:「平和」の概念は、人によって異なるので、議論することは難しいと感じています。しかし、子ども兵士や児童労働問題など、一見異なる問題であっても共通していることがあるので、どんな問題でも関心を持ち、周りの人々と語り合うことが解決の糸口になるのではないかと考えています。
朴さん:来館者やほかの方々がミュージアムに来たとき、日常生活のなかでもっと平和について考えるきっかけになれるようにガイドしたいです。
青島さん:日本に暮らす私たちにとって、「子ども兵士」はとても遠い存在のように思えます。しかし、今回のワークショップで書いたハガキは、実際に現地の大統領に届き、犠牲者を救うための力となるんです。「今ここでもできること」「一人の力でも救うことができる」ということを広める為、活動を続けていきたいと思います。

立命館大学 国際平和ミュージアム
https://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/
今回のワークショップでは、子ども兵士に関する映像鑑賞やアムネスティ・インターナショナル日本の方による講演会のほか、参加者を含めたディスカッションを行いました。ディスカッションでは、参加者が個々に持っている子ども兵士についての知識を発表しあえたことで、参加者全体で情報を共有し理解を深めることができました。
さらに、このワークショップでは参加するだけではなく、一人でも多くの人が平和の為に何か協力できるようにと、アムネスティ・インターナショナルが行う「ハガキアクション」を取り入れました。これは、人権侵害の犠牲者に生きる希望を与えるため、励ましのハガキ(手紙)を送り、人権侵害の犠牲者を救うための取り組みです。
開催準備では、スタッフ同士の時間が合わず、ミーティングの日程調整も容易ではありませんでした。しかし、そんな時だからこそ、仕事の負担が偏らないように、積極的に意見を出し合いながらスタッフの連携に努めました。また、メールだけでなく電話や対面によるコミュニケーションを意識して正確に確認することが重要だということを学びました。
みなさんに感想をお聞きしました。(イベントを終えて)
里井さん:「平和」の概念は、人によって異なるので、議論することは難しいと感じています。しかし、子ども兵士や児童労働問題など、一見異なる問題であっても共通していることがあるので、どんな問題でも関心を持ち、周りの人々と語り合うことが解決の糸口になるのではないかと考えています。
朴さん:来館者やほかの方々がミュージアムに来たとき、日常生活のなかでもっと平和について考えるきっかけになれるようにガイドしたいです。
青島さん:日本に暮らす私たちにとって、「子ども兵士」はとても遠い存在のように思えます。しかし、今回のワークショップで書いたハガキは、実際に現地の大統領に届き、犠牲者を救うための力となるんです。「今ここでもできること」「一人の力でも救うことができる」ということを広める為、活動を続けていきたいと思います。
立命館大学 国際平和ミュージアム
https://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/
- 取材・文
- 岡本敦子(法学部1回生)