実践の場で培った指導力で運動の魅力を発信!
(左から)永嶌佳奈さん(スポーツ健康科学部2回生)
山田遼介さん(スポーツ健康科学部4回生)
帆山彦沢さん(スポーツ健康科学部2回生)
立命館大学職員向けに「スポササイズ」教室を開催する「FB+1」のみなさん
私たち「FB+1」は、スポーツ健康科学部での学びを実践することを目的として結成された団体です。スポーツ健康科学部の1期生が、藤田 聡教授監修の「セラバンド」を用いた運動を広めるために集まったのが始まりです。現在は18人で、「スポササイズ」などの運動指導、エクササイズの開発や普及活動を行っています。
東日本大震災で被災して仮設住宅での生活を余儀なくされた方々に運動プログラムを提供したいと思い、「スポササイズ」を開発しました。ウォーミングアップから始まり、上半身と下半身に分けてそれぞれ筋トレと有酸素運動を行います。野球・サッカー・ボクシングなどさまざまなスポーツの動きを取り入れ、楽しみながら運動できるように工夫しています。運動メニューは、性別や年齢、体調によって強度を変更するなど、実施者に無理がないように工夫しています。30分間の運動を週3回8週間行うという、継続しやすく短時間で効果が上がるようなプログラムにしました。

現在、立命館大学の教職員の方5人に協力していただき、効果を検証しています。データは、活動の開始日・中間日・最終日の3回測定します。「InBody」という機械を用いて体重・体脂肪率・筋肉量などの身体測定や握力・腹筋・跳躍高などの筋力、長座体前屈や背筋の柔軟性の測定を行います。プログラム開始時には運動後、ヘトヘトになっておられた被験者のみなさんも、1ヶ月経った今では少し慣れてきた様子です。「体が楽になった」「もっと続けてほしい」という声をいただき、嬉しく思います。また、私たち自身もみなさんが楽しそうに運動をされる様子を見て、やりがいを感じます。メンバーでどんなプログラムを組むかを話し合うことも楽しいですね。
この活動を通して、トレーニング理論の知識を生かしてプログラムを一からつくったり、指導法の理論を用いて運動指導をしたり、普段の学びを実践することができました。その結果、体調に合わせた運動メニューの変更など、臨機応変な対応もできるようになりました。
今後の目標は、Webを通して「スポササイズ」を全国の運動不足で悩んでいる成人男女に発信していくことです。そして、私たち自身もこの活動で身につけた指導力で、さらに運動の魅力を広めていきたいです。

東日本大震災で被災して仮設住宅での生活を余儀なくされた方々に運動プログラムを提供したいと思い、「スポササイズ」を開発しました。ウォーミングアップから始まり、上半身と下半身に分けてそれぞれ筋トレと有酸素運動を行います。野球・サッカー・ボクシングなどさまざまなスポーツの動きを取り入れ、楽しみながら運動できるように工夫しています。運動メニューは、性別や年齢、体調によって強度を変更するなど、実施者に無理がないように工夫しています。30分間の運動を週3回8週間行うという、継続しやすく短時間で効果が上がるようなプログラムにしました。
現在、立命館大学の教職員の方5人に協力していただき、効果を検証しています。データは、活動の開始日・中間日・最終日の3回測定します。「InBody」という機械を用いて体重・体脂肪率・筋肉量などの身体測定や握力・腹筋・跳躍高などの筋力、長座体前屈や背筋の柔軟性の測定を行います。プログラム開始時には運動後、ヘトヘトになっておられた被験者のみなさんも、1ヶ月経った今では少し慣れてきた様子です。「体が楽になった」「もっと続けてほしい」という声をいただき、嬉しく思います。また、私たち自身もみなさんが楽しそうに運動をされる様子を見て、やりがいを感じます。メンバーでどんなプログラムを組むかを話し合うことも楽しいですね。
この活動を通して、トレーニング理論の知識を生かしてプログラムを一からつくったり、指導法の理論を用いて運動指導をしたり、普段の学びを実践することができました。その結果、体調に合わせた運動メニューの変更など、臨機応変な対応もできるようになりました。
今後の目標は、Webを通して「スポササイズ」を全国の運動不足で悩んでいる成人男女に発信していくことです。そして、私たち自身もこの活動で身につけた指導力で、さらに運動の魅力を広めていきたいです。
- 取材・文
- 豊田真子(法学部3回生)