学園歌を青春の1ページに
周藤理久さん(文学部3回生)
立命館学園創立110周年学生企画で「学園歌普及計画」を企画
私は邦楽部に所属しているのですが、「学芸団体全体で団体の枠を超えてコラボレーションできるものを創りたい」と、以前からみんなで何か良い案はないかと考えていました。
世代を超えて立命館の学生に愛されるものを創りたい。そこで、立命館大学のアイデンティティとも言える「学園歌普及計画」を企画しました。残念ながら現状では、学園歌に触れる機会といえば入学式や卒業式、スポーツの応援などと場面が限られています。加えて、『学園歌=カッコ悪い』というイメージがあるのではないかと思いました。そこで今回私たちは、学内の9つの音楽系団体でそれぞれに違ったアレンジを加えた学園歌を作成することに。歌詞やメロディーラインは同じですが、団体ごとに異なるアレンジを加えているので、それぞれ雰囲気の違った曲になると思います。
完成した作品は、昼休みにRBCによる校内放送で流すだけでなく、学内の各部署にも配布を予定しています。在学生のみなさんだけでなく、OB、OGのみなさんにも聴いて頂きたいですね。
各団体にとっても全くゼロからのスタートなので、レコーディングや編曲がスムーズに進むかなど不安はありますが、完成した作品はきっと素晴らしいものになると思っています。様々な場面で、「みんなが肩を組んで学園歌を歌う」というような光景が見られたら嬉しいですね。
- 取材・文
- 畑仁優鋭(政策科学部3回生)