国際交流の「キッカケ」を提供したい! オックスフォード・ケンブリッジ両大学と立命館大学の学生交流イベントを企画・運営
松浦太一さん(生命科学研究科博士課程前期課程1回生)
三輪仁志さん(2014年9月文学部卒業)
今年の夏休み、オックスフォード大学とケンブリッジ大学のバドミントン部の学生が、立命館大学のバドミントンサークルの学生と交流するため、立命館大学に一週間滞在しました。その滞在中、両大学の学生と立命館大学の一般の学生を対象にした国際交流企画が衣笠キャンパスとびわこ・くさつキャンパスで行われました。今回は両キャンパスの企画代表者からお話を伺いました。

私たちが今回の企画で目指したのは、今まで一歩踏み出せなかった学生に「国際交流のキッカケを提供する」ということでした。「国際交流」にもさまざまな形がありますが、衣笠企画では「カジュアルに楽しむ」ということ、BKC企画では「アカデミックな交流」ということに重点を置きました。
衣笠企画では、オックスフォードとケンブリッジの学生に京都観光をしてもらいました。観光中は立命館の学生も同行して英語での案内に挑戦し、あらかじめ決められたチェックポイントの写真を撮ってくるというフォトラリーも行いました。「楽しむ」というのが単なる「遊び」で終わらないように、グループで協力するという要素を加えました。
BKC企画では、イギリスの食・スポーツ・学生生活・専攻などのテーマでレクチャーをしてもらい、少人数グループで歓談をしました。ビートルズや食文化などのポピュラーなテーマから、自分の研究している分野、例えば熱力工学についてなどテーマは多岐にわたり、活発な話し合いが行われました。

交流はすべて英語で行われたので、これが不安の一つでもありました。しかし、両大学の学生は立命館の学生に伝わりやすいように言葉を選んだり、つたない英語でも一生懸命理解しようとする姿勢を見せてくれました。そのような思いやりから両大学の学生は異文化への柔軟性が高いという印象を受けました。立命館の学生も積極的に自分から話しかけたり、英語が得意な人が通訳をしたりしていました。日本人学生は消極的と言われますが、今回の企画にはたくさんのご応募をいただき、積極的な学生に恵まれました。
企画終了後もSNSを通じた両大学と立命館の学生の交流は続いているので、「国際交流のキッカケを提供する」という目標を達成できたのではないかと思っています。ゼロからの企画だったので、今までの活動(三輪さんは留学支援団体、松浦さんは初年次サポート)で得た企画や進行の経験を活かせたことは自信になりました。企画メンバーで連日意見をぶつけあい、再考を重ね、お互いの力を引き出しあった結果が交流企画の成功につながったと思います。また、グローバル人材養成プログラム出身者が中心になってくれた点も助かりました。
国際交流だけではなく、立命館ではいろいろなイベントが行われています。ぜひ自分から情報を探しに行って、興味があるものにはチャレンジしていって欲しいと思います。

私たちが今回の企画で目指したのは、今まで一歩踏み出せなかった学生に「国際交流のキッカケを提供する」ということでした。「国際交流」にもさまざまな形がありますが、衣笠企画では「カジュアルに楽しむ」ということ、BKC企画では「アカデミックな交流」ということに重点を置きました。
衣笠企画では、オックスフォードとケンブリッジの学生に京都観光をしてもらいました。観光中は立命館の学生も同行して英語での案内に挑戦し、あらかじめ決められたチェックポイントの写真を撮ってくるというフォトラリーも行いました。「楽しむ」というのが単なる「遊び」で終わらないように、グループで協力するという要素を加えました。
BKC企画では、イギリスの食・スポーツ・学生生活・専攻などのテーマでレクチャーをしてもらい、少人数グループで歓談をしました。ビートルズや食文化などのポピュラーなテーマから、自分の研究している分野、例えば熱力工学についてなどテーマは多岐にわたり、活発な話し合いが行われました。
交流はすべて英語で行われたので、これが不安の一つでもありました。しかし、両大学の学生は立命館の学生に伝わりやすいように言葉を選んだり、つたない英語でも一生懸命理解しようとする姿勢を見せてくれました。そのような思いやりから両大学の学生は異文化への柔軟性が高いという印象を受けました。立命館の学生も積極的に自分から話しかけたり、英語が得意な人が通訳をしたりしていました。日本人学生は消極的と言われますが、今回の企画にはたくさんのご応募をいただき、積極的な学生に恵まれました。
企画終了後もSNSを通じた両大学と立命館の学生の交流は続いているので、「国際交流のキッカケを提供する」という目標を達成できたのではないかと思っています。ゼロからの企画だったので、今までの活動(三輪さんは留学支援団体、松浦さんは初年次サポート)で得た企画や進行の経験を活かせたことは自信になりました。企画メンバーで連日意見をぶつけあい、再考を重ね、お互いの力を引き出しあった結果が交流企画の成功につながったと思います。また、グローバル人材養成プログラム出身者が中心になってくれた点も助かりました。
国際交流だけではなく、立命館ではいろいろなイベントが行われています。ぜひ自分から情報を探しに行って、興味があるものにはチャレンジしていって欲しいと思います。
- 取材・文
- 佐々木 邦男(経済学部3回生)