立命館大学
[特集]学園ビジョン・新中期計画R2020

学園ビジョン・新中期計画R2020|2020年の立命館はどうあるべきか。 今とつながる、未来の立命館を、みんなで語ろう。

現在、立命館学園では2020年に目指すべき学園像とそれを実現する計画「学園ビジョン・新中期計画R2020」の検討を進めています。
この取り組みは、2009年4月から始まり、現在まで各大学・附属校の教職員で構成される委員会で検討するとともに、
立命館学園に関わる多くの教職員・学生・校友・父母のみなさんからも意見を募りながら、進められてきました。
2009年11月には、2020年に目指すべき立命館の方向性としての学園ビジョン1stドラフト(素案)が提案され、
さらに、この学園ビジョンを実現するための計画を検討する第1委員会から第5委員会が設置され、さまざまな議論が重ねられてきました。
今回、RS WEBでは、現段階での学園ビジョンならびにそのビジョンを実現する新中期計画に向けた中間まとめを紹介します。

2020年以降をみつめた立命館の学園ビジョンR2020とは

私たちは、立命館憲章の精神に則り、2020年における立命館の学園像として「学園ビジョンR2020」を掲げます。
Creating a Future Beyond Borders
自分を超える、未来をつくる。
人類と地球の、持続可能で平和な未来をつくるために。 私たちは、私たち自身の、組織の、地域や国の、制度の、さまざまな “ B o r d e r ”を超え、 その力を発揮し、 未来に貢献するスピリットあふれる学園になることをめざします。
自分を超える 未来をつくる
「自分」とは、一人ひとりの個であり、個が所属するさまざまな集まりでもあります。 立命館学園での学びを通して、互いの価値を認め合いながら、 それらが抱える境界や限界など既存の枠を超えて踏みだすことで 私たちの可能性をひろげていきます。 私たちは、多様なコミュニティをつくり、つながり、新しい価値を創造しながら、 一人ひとりが自らの未来をつくりだすとともに、 一人ひとりが未来の確かな力となる学園をつくります。

学園ビジョンを支える3つの柱

多様なコミュニティにおける主体的な学びの展開

立命館学園は、知識の伝達という学びのスタイルにとらわれず、学習者がより主体的に学び・成長することのできる場になるために、年齢、分野、国籍をはじめとする様々なBorderを超えて、ともに高めあうことのできる学習者中心のコミュニティづくりを進めます。立命館学園は、ここで学ぶ人たちが自らの力で課題を見い出し、その解決方法を考え、それを社会の様々な人たちとともに語らい・実行する人になることを、新しい教育の目標とし、その実現をめざします。

人類・自然・社会に貢献する立命館らしい研究大学への挑戦

立命館学園は、分野、組織、年齢、時間、国境といった研究を取り巻くBorderを超え、学内外を問わず研究に携わる様々な人たちが学内外から集い、互いを高めあいながら、研究の実を育むことのできる学園づくりを進めます。このために、一人ひとりの教員が自らの研究に対し常に前向きに取り組むマインドを持つとともに、若手研究者が研究力を大きく伸ばすことのできる学園となることをめざします。立命館学園は、ここで得られた成果を国内外を問わず広く発信するとともに積極的に社会に役立てていきます。

学ぶことの喜びを実感できる学園づくり

立命館学園は、年齢、性別、国籍、分野など様々なBorderを超え、多くの人々が集い、ともに学ぶことの喜びを実感できる学園づくりを進めます。ここに集う人たちは、地域や世界とのつながりを知り、人類・自然とのかかわりを感じながら自らの成長と社会における役割を認識します。このような立命館学園をここに集う人たちがともにつくり上げていくことをめざします。

わたしたちのひとことが10年後の立命館につながる 学園ビジョンR2020
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R2020公式サイト