このランチストリート計画は、2年がかりの構想がようやく形になったものです。
僕はキャンパス整備スタッフとして、学生生活を充実させたい、食環境をよりよくしたいと思いながら、活動に取り組んできました。
びわこ・くさつキャンパスは、郊外型のキャンパスであるため、キャンパス外に出て昼食をとる、ということが困難です。また、昼休みは食堂の混雑が集中し、満足な食事を取れないという実態がありました。そこで、僕たちは、出食数を増やす「量」の充実とメニュー数を増やす「質」の充実の両方を目指して地域のお店に大学内で出店してもらうというランチストリート計画を思いつきました。
今回の計画を提案するにあたって、事前に871名の学生にアンケートをとりました。その際、「こういったお店ができることをどう思うか?」を聞いたアンケートをとると学生の反応がよかったこともあり、大学側にプロジェクトの提案をしていきました。
また提案をした2009年度は、キャンパス整備プロジェクト全体のテーマが「つながるキャンパス」だったこともあり、地域の飲食店に出店してもらうことで、「地域・学生・大学」をつなげることができれば、という目的もありました。
7日にオープンし、今は試験段階のため、いい点も改善点もあるとは思いますが、今後はさらに出店店舗を誘致していくなど、まだまだ発展していける可能性は十分にあると思います。今は就職活動のため、活動に参加ができていませんが、これからは、卒業されたキャンパス整備スタッフの先輩のように、もっと知識・能力を身につけて、活動していけたらと思いますね。そして、さらに学生生活が充実する大学を作っていきたいと思います。 |