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[立命館の今]BKCキャンパス整備学生評価アンケート[立命館生活協同組合]

BKCキャンパス整備学生評価アンケート [立命館生活協同組合]

調査結果から見えてくる、 BKCの学生実態

今後は、大学の学生実態調査とつき合わせて より分析を深めることが課題。
2009年10月〜11月に実施された立命館生活協同組合の「BKCキャンパス整備学生評価アンケート」を紹介します。
BKCでは2008年から2009年にキャンパス総合整備の一環として食堂、ショップの新設やベンチ、デッキの増席等の整備がすすめられました。同時に、2009年4月には、長年実施されていた連続カリキュラムから、一斉昼休み制への変更が行われました。本調査は、こういった諸施策やカリキュラムの変更が学生生活にどのような影響を与え、どう評価されているのかを明らかにするために、立命館生活協同組合が実施したものです。
今後は大学で実施されているさまざまな学生実態調査ともつき合わせて分析をしていきながら、取り組みに反映させていきます。

朝食・昼食の
摂取状況、摂取方法

 

自宅生の10.6%、自宅外生の30.9%が日々の朝食をとる習慣がありません。男女別では、男子25.6%、女子10.9%が朝食をとる習慣がなく、男子の摂取率が女子に比して低くなっています。また、自宅生が親が作ってくれたもの、自分で作って食べるの76%に対して、自宅外生は下宿で自炊が34%のほかは、コンビニの商品(17%)、ユニオンショップで購入(8%)となっており、自宅外生の栄養面が気になる結果となっています。

 

昼食を食べないとする学生は3%で、大半の学生が昼食を摂っており、摂取場所は生協食堂(51%)、学内コンビニ(18%)、弁当持参(16%)の順で、年々弁当持参比率が高まっています。食費の節約という経済的な要因も考えられます。生協食堂の利用率については、男子が59%に対し、女子は36%となっており、逆に弁当の持参率は、女子が31%に対し、男子が8%となっています。また、BKCの環境から、学外での外食は1%にとどまりました。

 

費用面では、キャンパスで昼食をとる場合には432.5円(外食では710.3円)をかけると回答、大きな差異があることから、学内では「安さ」が求められていることが推察されます。

 

今回のアンケート調査では、連続時間割から一斉昼休み制に変わったことが昼食の摂り方に影響しているという学生の声が多かったのが特徴的で、カリキュラムの変更によって、58%の学生が昼食の取り方が変化したと回答しました。

 

昼食の環境の変化に関しては、「ゆっくりごはんが食べられてよい」「友達とゆっくり話す時間ができた」「授業を組み立てやすくなった」という肯定評価が16.7%、「昼休みの混雑を解消してほしい」「雨の日はごはんが食べられない」「食堂が混むため、食堂を利用する回数が減った」など昼食環境の改善を求める評価が75.6%となりました。

 

ユニオンスクエア2F
フードコートの
認知度と評価

2009年4月2日に、学生のキャンパス整備スタッフが中心となって、空間デザイン・メニュー開発を行った新フードコートがユニオンスクエア2Fに誕生しました。「落ち着いて食事がとれる空間に」をコンセプトにデザインが検討され、メニューにも留学生等を視野に入れたハラル・ベジタリアンメニューなども取り入れられました。

 

この新フードコートを利用したことがある学生は70%、メニュー内容についても47%の学生がプラス評価をしています。価格については、高い・まあ高いが50%を占め、割高感を学生は持っています。フードコートを利用しない理由としては、混雑(33%)、授業の場所から遠い(21%)の2つの環境要因が上位を占めました(価格見直しの要望をうけて後期よりメニュー価格の値下げを順次実施しています)。

移動販売車「DELISTA」の
認知度と利用経験

 

95%の学生が認知、46%の学生が利用した経験があると回答しました。

昼食の混雑緩和の
取り組みについての評価

 

混雑緩和に関する諸施策の中で、学生が貢献度が高いものとしてあげたのは以下のものです。

 

①移動販売車「DELISTA」(38%)
②ユニオンスクエア2Fフードコート(34%)
③リンクミールショップ(31%)
④ユニオンスクエア2Fテラス席(28% )
⑤SUBWAY(21%)
⑥シーキューブテラス席(18% )

大学生協に期待すること、
大学に期待すること(自由記述欄)

   

a-生協があってよかったと思えること、期待すること、生協店舗に対する意見・要望・提案

b-大学に入学してよかったこと、困ったこと、悩んだこと

 

  • とても身近なもので、安くて、便利。なくてはならないものだと思う。
  • 書籍を安く購入できるのはうれしい。
  • 1人暮らしだと栄養面や温かいご飯が食べられるのがうれしい。
  • 休日の営業時間延長をしてほしい。
  • 早朝から営業してほしい。
  • 食堂、コンビニの商品の価格を下げてほしい。
  • 食堂の座席数を増やしてほしい。
  • 食堂の職員のサービスが悪い。

 

  • 色々な出会いに感謝しています。
  • 自主的に動けば何でもできる大学でよかった。
  • 日々新しい発見に心が躍る。
  • 学費が高い。
  • 通学が不便(新快速が止まらない、バスが混雑する、バスの本数が少ない等)。
  • 授業中にこんなにも私語が多いのかと驚いた。
  • 毎日が忙しすぎて、自由時間が少なくなった。
  • 教職員と学生とのコミュニケーションが少ない。
  • 歩きたばこが多い。

 

BKCキャンパス整備学生評価アンケート[立命館生活協同組合]

 
アンケート項目 [1]学生の食生活実態
[2]ユニオンスクエア2F新店舗の認知度、利用経験、満足度
[3]昼食の混雑緩和策に関する学生評価 
[4]自由記述欄
  a-生協があってよかったと思えること・期待すること・生協店舗に対する意見・要望・提案
  b-大学に入学してよかったこと・困ったこと・悩んだこと
実施期間 2009年10月~11月
調査対象 経済、経営、理工、情報理工、生命科学、薬学部 各学部生
実施方法 生協組合員名簿からの無作為抽出により郵送にて実施
調査票発送数1603通/回収数600通(回収率37.4%)
回収サンプルの属性  [学部別] 経済学部:111件、経営学部112件、理工学部162件、
情報理工学部66件、生命科学部96名、薬学部53名
  [回生別] 1回生:202件、2回生:180件、3回生:106件、4回生:105件、5回生・不明:7件
  [男女別] 男:395件 女:199件 不明:6件
  [住居別] 自宅生:274件 下宿生:320件 不明:6件