自宅生の10.6%、自宅外生の30.9%が日々の朝食をとる習慣がありません。男女別では、男子25.6%、女子10.9%が朝食をとる習慣がなく、男子の摂取率が女子に比して低くなっています。また、自宅生が親が作ってくれたもの、自分で作って食べるの76%に対して、自宅外生は下宿で自炊が34%のほかは、コンビニの商品(17%)、ユニオンショップで購入(8%)となっており、自宅外生の栄養面が気になる結果となっています。
昼食を食べないとする学生は3%で、大半の学生が昼食を摂っており、摂取場所は生協食堂(51%)、学内コンビニ(18%)、弁当持参(16%)の順で、年々弁当持参比率が高まっています。食費の節約という経済的な要因も考えられます。生協食堂の利用率については、男子が59%に対し、女子は36%となっており、逆に弁当の持参率は、女子が31%に対し、男子が8%となっています。また、BKCの環境から、学外での外食は1%にとどまりました。
費用面では、キャンパスで昼食をとる場合には432.5円(外食では710.3円)をかけると回答、大きな差異があることから、学内では「安さ」が求められていることが推察されます。
今回のアンケート調査では、連続時間割から一斉昼休み制に変わったことが昼食の摂り方に影響しているという学生の声が多かったのが特徴的で、カリキュラムの変更によって、58%の学生が昼食の取り方が変化したと回答しました。
昼食の環境の変化に関しては、「ゆっくりごはんが食べられてよい」「友達とゆっくり話す時間ができた」「授業を組み立てやすくなった」という肯定評価が16.7%、「昼休みの混雑を解消してほしい」「雨の日はごはんが食べられない」「食堂が混むため、食堂を利用する回数が減った」など昼食環境の改善を求める評価が75.6%となりました。
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