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活動報告
宇宙システム運用講座および宇宙マネジメント基礎講座(BKC)を開催しました
2026年9月9日から11日にかけて「宇宙システム運用講座」を滋賀県高島市の琵琶湖畔で、9月12日から13日にかけて「宇宙マネジメント基礎講座(BKC)」をびわこ・くさつキャンパス(BKC)を、計5日間にわたり開催しました。
「宇宙システム運用講座」では、将来の宇宙探査や宇宙システムの運用を想定し、チームで課題解決に取り組む実践的な訓練を実施しました。参加学生は、メンバー同士で積極的にコミュニケーションを図りながらミッション達成を目指し、計画立案や役割分担、状況共有の重要性について学びました。
「宇宙マネジメント基礎講座(BKC)」は、従来の規模を拡大し、2028年度に設置構想中の「宇宙地球フロンティア研究科(仮称)」(以下、FREX)の「立命館宇宙サマースク-ル」との共同企画として開催しました。本プログラムの受講生に加え、北は秋田県から南は大分県まで全国から集まった大学生・高等専門学校生が参加し、約100人による講座となりました。参加者は、4~5名程度のチームに分かれて「宇宙ミッション設計ワークショップ」と「CanSat+R」に取り組みました。
宇宙システム運用講座
「ローバー訓練」
1日目と2日目のローバー訓練では、ローバーキットを用いて遠隔運用を模擬したミッションに挑戦しました。訓練会場内のテントを走行コースとして設定し、運用者がローバーの走行状況を直接確認できない環境を構築しました。
学生たちはローバーに搭載したセンサーの限られた情報をもとに状況を把握し、チーム内で情報共有や意思決定を行いながら遠隔でのローバー運用を行いました。実際の宇宙探査でも求められる遠隔運用やチームワークの難しさと重要性を体験する機会となりました。
学生たちはローバーに搭載したセンサーの限られた情報をもとに状況を把握し、チーム内で情報共有や意思決定を行いながら遠隔でのローバー運用を行いました。実際の宇宙探査でも求められる遠隔運用やチームワークの難しさと重要性を体験する機会となりました。
フィールド訓練
フィールド訓練では、カヤックを活用した実践的なミッションを実施しました。訓練の指導と監修は株式会社モンベルのインストラクターの皆さまに担当していただきました。1日目に受講生は、インストラクターのレクチャーを受けたあと、チームで協力してのカヤックの組み立てを行い、2日目に半日かけてカヤックの基本技術や安全講習を受け、水上での基本的な行動練習や安全管理について学びました。
3日目には、チームごとにカヤックを用いて約1キロ先の指定地点まで移動し、惑星探査を模擬したミッションを行いました。練習の1.5倍近い長距離の往復の操船に加えて、現地では、音声のみを頼りにした地図データの確認や、岩石や試料の観察・分析といった、難易度の高いミッションに挑戦しました。受講生は自分自身とともにチームメイトの体調と安全に目を配りつつ、得られた情報を整理しながら課題解決に取り組み、全チームが無事にミッションを達成し、帰還することができました。
宇宙マネジメント基礎講座(BKC)
「宇宙ミッション設計ワークショップ」
4日目からは場所を立命館大学びわこ・くさつキャンパスに移しました。「宇宙ミッション設計ワークショップ」では、宇宙に関する3つのテーマを設定し、受講生は3つのテーマのうち1つを選択し受講しました。各分野を専門とする教員がワークショップの講師を担当しました。参加者は、チームで議論を重ね、宇宙での課題解決や新たな価値創出につながるミッションの提案を検討し、ポスター発表を行いました。
●「惑星探査:スマホで挑戦!未知の惑星の岩石を探査しよう」
未知の惑星で岩石を探す方法は何か。
●「衛星開発:超小型衛星のIoTミッションを考えよう」
超小型衛星を使ってどんなIoTサービスを実現すると社会の役に立つのか。
●「月面建設:月面基地建設 デュアルユース・イノベーション」
未知の惑星で岩石を探す方法は何か。
●「衛星開発:超小型衛星のIoTミッションを考えよう」
超小型衛星を使ってどんなIoTサービスを実現すると社会の役に立つのか。
●「月面建設:月面基地建設 デュアルユース・イノベーション」
月面で使える技術を地球にスピンオフするならどんなものが良いのか。
「CanSat+R」
「CanSat+R」では、飲料缶サイズの模擬人工衛星「CanSat」の製作と落下実験を行いました。「CanSat」は宇宙の導入教育として、日本各地で実施されていますが、滋賀県では初めての開催となりました。
受講生はチームごとにミッション達成に向けた機体設計や改良を重ね、限られた時間の中で試行錯誤を繰り返しながら、設計、製作、実験、評価といった人工衛星開発のプロセスを体験しました。受講生は実際に手を動かし、飲料缶サイズの模擬人工衛星「CanSat」を製作。落下実験の結果を受けて機体を改良し、再び挑戦することで 、チーム運営や役割分担など、宇宙開発に不可欠なマネジメントやチームワークについても学びました。
受講生はチームごとにミッション達成に向けた機体設計や改良を重ね、限られた時間の中で試行錯誤を繰り返しながら、設計、製作、実験、評価といった人工衛星開発のプロセスを体験しました。受講生は実際に手を動かし、飲料缶サイズの模擬人工衛星「CanSat」を製作。落下実験の結果を受けて機体を改良し、再び挑戦することで 、チーム運営や役割分担など、宇宙開発に不可欠なマネジメントやチームワークについても学びました。
「宇宙システム運用講座」と「宇宙マネジメント基礎講座(BKC)」を合わせて、計5日間にも及ぶ長期の講座となりました。
受講生たちは5日間、頭をフル回転させ、たくさん身体を動かし、疲労困憊の様子でしたが、最終日には達成感のある表情が浮かび、5日間をともに過ごしたチームとの別れを惜しむ様子が見られました。
多くの関係者の方々のご協力のもと、今年度の山場となる講座を無事に終えることができました。とりわけ、宇宙システム運用講座のフィールド訓練では、株式会社モンベルの皆さまに多大な多大なるご支援を賜りました。約半年にわたり現地の下見や打ち合わせを重ね、安全を最優先としながらの訓練内容の検討や運営体制の整備を共同で進めてきました。当初は悪天候が懸念されていましたが、幸いにも天候に恵まれ、期間中は事故なく全ての訓練を実施することができました。
株式会社モンベルの皆さまには、この場をお借りして心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
受講生たちは5日間、頭をフル回転させ、たくさん身体を動かし、疲労困憊の様子でしたが、最終日には達成感のある表情が浮かび、5日間をともに過ごしたチームとの別れを惜しむ様子が見られました。
株式会社モンベルの皆さまには、この場をお借りして心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
プログラムは残すところ、11月28~29日の「宇宙マネジメント基礎講座(OIC)」のみとなりました。この5日間で受講生同士の仲はさらに深まったように感じます。集大成となる「宇宙マネジメント基礎講座(OIC)」では、1年間の学びが最大限発揮できることを期待しています。