2019.06.15
2019年度システム・デザイン・ワークショップ
| 開催日時: | 2019年6月15日(土) |
|---|---|
| テーマ: | 「技術要素分解法」を学び、革新的な製品・サービスのコンセプト設計へ |
| 参加者: | 学内 31名 |
OIC B275ラーニングスタジオにて、 MOTの湊宣明教授を講師に迎え、システム・デザイン・ワークショップを開催しました。近年さかんなデザイン思考のワークショップで起こるえる問題として、既存の延長戦上にはない革新的なコンセプトを創出するフェーズと、そのコンセプトを製品やサービスとして具現化するフェーズに乖離があり、今回はこれを解消するために有効であるデザイン思考とシステム思考を融合させた“システム・デザイン”の手法を学びました。さらにこのシステム・デザインの考え方を思考ツールとして具現化した「技術要素分解法」を学び、革新的な製品・サービスのコンセプト設計を一気通貫で行うメソッドを、グループワークを通して体験しました。技術要素分解の理解を深めるために、既存のもの(一般量販店で手にはいる、さまざまな生活物品や小物類)を分解し、構成要素同士が相互作用し、全体としてまとまった機能を発揮していることの理解を深めました。受講生からは、「普段考えないような思考回路でいろんなことを見る良い機会になりました。モノに価値があるのではなく、そのものを使用する人の頭の中に価値は存在します。Me から始めるイノベーションの大切さ、難しさ、有効性について、とてもわかりました」「自分が何をしたいのか、自分がどう、世の中を変えていきたいのか、が非常に大切なんだとわかった」といった感想が聞かれました。
イノベーション・アーキテクト養成プログラム - Program for the Cultivation of Innovation Architect
