2020.03.04
2019年度 Women-trepreneur Camp in Ritsumeikan
| 開催日時: | 2019年12月14日,15日(1泊2日) |
|---|---|
| テーマ: | パーパス・ドリブン・イノベーションワークショップ~Art を通して自らに気づく1.5 日~ |
| 参加者: | 学内19名、他大学6名、社会人6名 |
2月14日、15日、大阪いばらきキャンパスにて「パ―パス・ドリブン・イノベーションワークショップ~Art を通して自らに気づく1.5 日~」を開催しました。本ワークショップでは、Art
Thinking のメソッドを取り入れたワークを通じて、他者への共感を問い直しのトリガーとする人間中心アプローチより手前の「自分の経験」や「思考パターン」「価値観の偏向」を見つめ直し、世界を問い直す視点をイノベーションの原動力にすること、また、アートを触媒にして自らの固有性と対峙し、あるべき未来のビジョン獲得を目指しました。自らの原体験に即して考え、個人の想いを肯定して考えることを起点に価値を生もうとする思考法である“アート思考”のメソッドを取り入れ、女子学生・女性社会人を主対象として、混合チームでのワークショップの中で、参加者それぞれが自分自身の強み・弱みを分析するほか、想いを形にするためのアクションプランを検討しました。
イノベーションを生み出すには、多様な人材からなるメンバーでの議論やプロジェクトが向くことが研究で示されていますが、本企画ではあえて女性を主対象として、普段と異なる環境でのワークを通じて新たな気づきや発見を醸成すること、イノベーティブ人材のネットワーク構築につながる出会いのきっかけの場となることを目指しました。
受講生からは、 「多くの人と関わることによって今まで知らなかった考え方や今まで知らなかった自分に出会えることができた。年齢の違う人や専攻の違う人と話す上で、自分の考えを的確に伝えることがいかに大切になってくるのかがわかった。」「アートメディアという新しい手段を使って感じ方がここまで人によって違うのかというところがすごく面白かった。」「キャリアのあり方について考えるきっかけになった。輝ける女性になりたい。」といった声が聞かれ、また社会人受講生からは「自身はいかに先入観や固定概念に縛られていたか、改めて気付く機会になった。学生の皆さんと一緒に肩を並べて『自分探し』をできてとても楽しかった。」「ビジネスを考える際に理詰めでのアプローチが多いため、『アート』を触媒にするという今回のアプローチもとても新鮮だった。」といった感想が聞かれました。
イノベーション・アーキテクト養成プログラム - Program for the Cultivation of Innovation Architect
