2020.03.11
2019年度 EDGE+R Field based design programイギリス研修
開催日時: | 2020年2月16日(日)~2月22日(土)、6泊7日(現地泊5日) |
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テーマ: | 日本・イギリスの双方の知見からSDGs達成に向けたイノベーション・アイデアを考える |
参加者: | 学内9名 |
2020年2月16日~22日、後期プログラム後のアディショナルプログラムとしてイギリス研修を実施しました。
今回、イギリス研修では「持続可能な社会」の実現にチャレンジする「トランジション・ムーブメント」の発祥の地である「トットネス」(デヴォン州:ロンドンから特急電車で3時間)を訪問し、現地フィールドワークを行い、また、街の再生を実現した地域(ブリクストン)及びロンドン中心部の比較調査も実施しました。イギリスの先進的取り組みを学び、地域生活のありよう、まちづくりのかたちを自ら問い、「持続可能な地域社会」のイノベーション創出に向けた論点を整理し、学生3チームがトットネスとブリクストン、ロンドン市内の差を感じ取りながら調査内容を現地でプレゼンテーションとしてまとめ、イギリスで活躍する日本人と議論し、日本・イギリスの双方の知見からSDGs達成に向けたイノベーション・アイデアを考える研修となりました。
また学生は、限られた時間の中でどのようにすれば満足のいく発表ができるのかということも貴重な経験のひとつとなりました。
参加者からは、「大きなビジネスこそ世界に大きなインパクトを与えるシステムを作ることができると思っていたが、トットネスを知ったことで、小規模なビジネスやコミュニティの集まりが大きなインパクトを与えることができると感じた。」 「日本とは違うフィールドにおいて、得たものが人によって違い、さらにそれをチーム活動においてどのように活用するか、チームになって活動することによってさらに得たものの違いが変化した。」などという感想が聞かれました。