2018年5月19日(土)、オリエンテーションおよびシステムデザインワークショップを開催しました。
午前のオリエンテーションに続き、午後は本学テクノロジー・マネジメント研究科の湊宣明教授を講師に迎え、システムステムデザインの手法を学ぶワークショップを実施しました。このワークショップは、5つのModuleで行なわれ、Module1では、宇宙服や時計を例に、製品や機能をひとつのシステムとしてそれを分解して理解することの重要性や、ひとつの製品でも目的機能がぐっと変化するとそこに新しいものに生まれ変わる可能性があること、またチームメンバーに多様性がないとブレイクスル―は生まれない(フレミング博士)という研究結果をもとに、システムズエンジニアリングについての説明があり、多様性をマネジメントする力、スキルを身に着けておくことが大切であることが語られました。Module2ではブレインストーミング(発散)、収束法、シナリオグラフの練習、Module3ではAIをキーワードにCVCAを用いて可視化するグループ演習、Module4ではレゴを使って概念実証し、その中でグループ内でも一人ひとりものに対する考えかたは違うので、ものをつかって形にすることでその違いに気付く練習を行ないました。Module5では6チームの提案アイデアをレゴおよびCVCAを使って発表しました。最後に、湊先生より、チームで活動していくにはしっかりとディスカッションする、可視化して情報を作り上げていくことが大切であること、ジュール・ヴェルヌの 「人間が想像できることは人間が必ず実現できる」という言葉が紹介され、閉会となりました。
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