2018.07.11

2018年度デザイン・ドリブン・イノベーションセミナー

開催日時: 2018年7月11日(水)、7月20日(金)
テーマ: 「in→outside」で自分自身のビジョンを形に
参加者: 学内・学外 42名

711日(水)、20日(金)の2日間、大阪イノベーションハブにて、学生・社会人向けに、「デザイン・ドリブン・イノベーションセミナー」を開催しました。

製品の特徴ではなく“意味”を考え、改良ではなく“革新的な変化”を探求し、既存のニーズを満たすのではなく“ビジョン”を提案する「デザイン・ドリブンイノベーション」は、アイデア創出・実現の新しい手法として近年とくに欧州で注目されています。

今回の講師、八重樫教授は、デザイン・ドリブン・イノベーション提唱者のベルガンディ教授(ミラノ工科大学)と共同で研究をされており、「デザインの次に来るもの」を出版されています。今回のセミナーは、第1回「デザインドリブンになるためのマインドセット(心構え)」、第2回「デザインドリブンなプロセスって具体的にどう進めるの?」をテーマに、著書の重要な部分についての講義に加え、体験型のワークを取り入れて行なわれました。「ユーザー共感アプローチ」を経験し、有効性の範囲と限界を理解することで、デザインドリブンイノベーションの必要性の理解をめざしました。 

 社会人受講者からは、「書籍だけではわからなかったが、実際に講師に直接聞ける機会があり大変良かった。」「大学でこういったイノベーション教育をしているのは大変意義がある。」「大学生が積極的にやっている姿勢を見ることができて良かった」、といった感想が聞かれました。また、積極的に意見を述べる社会人と交ざってセミナーを受けることで、EDGE受講生たちも大変刺激を受けたようです。