2022.3.30

2021年度立命館大学EDGE+Rプログラム GAstroEduワークショップ【Lemon Adventure Ⅱ】開催報告

開催日時: 12月18日(土)
テーマ: 瀬⼾⽥レモンとアマルフィが語り合うレモンと海の価値づくり〜地域の特性や⾷・農・⽂化を活かした産業のあり⽅
参加者: どなたでも参加可

2021年度 立命館大学 EDGE+Rプログラム

GAstroEduワークショップ

Lemon Adventure Ⅱ

【開催報告】

2021Lemonアイキャッチ

これまでのAdventure シリーズでは創造性教育を主眼としていたのに対して、今回の『Lemon AdventureⅡ』は、産業とまちづくりを、食を起点に考えることを目指し「瀬⼾⽥レモンとアマルフィが語り合うレモンと海の価値づくり〜地域の特性や⾷・農・⽂化を活かした産業のあり⽅」と題し、1218日(土)、配信拠点を広島県尾道市瀬戸田、参加者はオンラインにて、講演・パネルディスカッション形式で開催しました。

広島県はレモン生産量日本一を誇り、瀬戸内海の島々を中心にレモン栽培が発展してきました。瀬戸田町は、国産レモンの発祥の地域とよばれており、温暖な気候と少ない降水量から柑橘類の生産に恵まれた環境として古くからレモン栽培が盛んに行われている地域です。アマルフィも瀬戸田同様の気候や産業発展など類似する特徴があるため、この2拠点をライブ中継することで、レモンと海の素晴らしい風景を楽しみながら、参加者の方々と未来の豊かな食・地域について考えました。また、瀬戸田とアマルフィのレモン生産者や、シェフ、加工業者、行政関係者はチェターラ市元市長(アマルフィ海岸市長連合の元責任者)、アマルフィ市農業担当参事官、尾道市長、瀬戸田支局長などをお招きし、多様な方々の対話やディスカッションを通じて、地域の価値づくりや産業についても考えました。

  参加者からは「一つの食材で日本から世界と繋がる素晴らしさに感動した。」「アマルフィの気候や認証制度の獲得のための努力、標高と日照具合に加え、微気候により独自のレモンが作られていることに感心した。」「地方の農産品生産者という仕事がいかに魅力と誇りが詰まった仕事であるか伝わった。」といった声が聞かれました。

 

Lemon AdventureⅡ」動画は、こちら