2022.07.12

2021年度立命館大学EDGE+Rプログラム【アフリカ編:ソーシャルインパクト構築WS】開催報告

開催日時: 3月4日(金)
テーマ: ~アフリカ・ケニヤをターゲット市場に仮設構築を行う~
参加者: 立命館大学・立命館アジア太平洋大学・大阪府立大学・関西学院大学の学生

2021年度 立命館大学 EDGE+Rプログラム

「アフリカ編:ソーシャルインパクト構築WS

【開催報告】

2021アフリカWSeye

本ワークショップ(WS)は、2021年7月に開催した「起業家・事業家トークイベント 第1回」にご登壇いただいた 株式会社AfricaScanゼネラルマネージャー 原健太氏を講師に迎え、3月4日(金)大阪いばらきキャンパスにて1日完結型WSを開催しました。事前学習から始まった本WSは、当日、「教育」「就職/キャリア」「食料/栄養」「医療/保健」「農業/畜産」の中からおおよそ希望分野ごとに4つのチームを編成し、アフリカをターゲット市場に仮設構築を行う講義やワーク、アフリカ(AfricaScanケニア現地社員)とリアルタイムで繋ぎ、英語によるヒアリング調査や議論を通じて、仮説構築・検証・ソリューションアイデアを考えました。

■発表内容■

食糧問題をテーマに「健康的な食事の提供について」考えたチームや「炭水化物の取り過剰摂取、ビタミン不足等の食改善をするため、動物性たんぱく質を使用したバランスの良いお弁当の販売」提案したチーム、教育をテーマに「進学率数パーセントの大学進学について」考えたチーム、ケニアの中等教育出身者の雇用をテーマに「バラの特産地であることを背景に、雇用数を増やす新しいビジネスプランについて」考えたチームなど、多様な視点からアフリカケニアの仮説構築・検証・ソリューションアイデアを発表しました。

参加者は立命館大学のほか、APU(立命館アジア太平洋大学)や大阪府立大学、関西学院大学と他大学生との交流・情報交換なども活発に行われました。参加者からは、「仮説を立てそれを、インタビューを通して検証するというサイクルを体験できた」「自分の考えていることは、思っている以上にバイアスがかかっている。とくに、アフリカに対する認識が、アフリカの現状とはかけはなれてることが分かった。数年前の論文やユニセフ等の情報が、全てではないことを実感した」「対面で他のメンバーとコミュニケーションを取れたのが、コロナ禍で貴重な経験だった」といった声が聞かれました。

WSの様子■
2021アフリカWS写真1
⇧講師の原先生からアドバイスをもらっている学生の様子

2021アフリカWS写真2
⇧miroを使用して実施しました

2021アフリカWS写真3
⇧アフリカとリアルタイムで繋ぎ、英語で論議をしました

2021アフリカWS写真4
⇧AfricaScan現地社員様と一緒に集合写真

以上