実験・実習補助

No.03

氏名
杉田 昌岳 さん
所属研究科
理工学研究科
担当科目名
生命情報学実験
Q
TAになったきっかけはなんですか?
A
「教えるのが好き」ということが一番の理由でした。専門を活かすことができ、自分自身の勉強にもなることも応募したきっかけです。自分の研究室の後輩になるかもしれない学生と接することができるのも楽しみでした。
Q
どのような業務をされていますか?
A
この授業では生体分子に関するコンピュータシミュレーションを行います。市販のプログラムを用いて実習を行うこともあれば、自分でプログラミングをすることもあります。

主な業務は実習中に教室を回って学生の質問に答えることです。プリントの配布や出席のチェックなどの業務もしています。
Q
TAをする中で工夫していることはありますか?
A
事前に先生からレジュメをいただけるので、一通り予習をしてから臨むようにしています。

学生の質問には、答えを直接教えるのではなく、解決の道筋を示したり、ヒントを教えたりして、学生が自分で答えを見つけられるようにしています。相手のレベルに合わせて教えるように心がけています。

できていない学生を助けるだけでなく、できている学生へのサポートもしています。実習が早く終わった学生にはより発展的な内容を示したり、専門的な話をしたり、プラスアルファが得られるように工夫しています。
Q
どのようなときにやりがいを感じますか?
A
学生が理解してくれたことが分かるときが一番楽しいときです。話している中で自分の専門に興味を持ってくれた学生に、専門的な話をするときもやりがいを感じます。

先生の立場で授業を知れるのも、私はとても面白かったです。先生によって考え方や進め方が違い、いろいろなやり方に触れることはとても勉強になりました。
Q
後輩へのアドバイスをお願いします。
A
TAは自分が勉強する機会にもなります。学生として授業を受けていたときには分からなかったことも、TAとして授業を聞くと分かることも多々あり、理解や知識が深まっていきます。これは自分の研究にとってもプラスになります。

講義をする側の面白さや苦労、大変さが分かることもTAならではの経験です。TAを通して他学科の先生とお話できるのも楽しみのひとつです。専門が近い先生とは研究についてディスカッションができたり、ゼミに出てみようかという話が出たり、研究の幅や人脈が広がることもあります。自分自身を成長させる機会でもありますので、ぜひTAになっていただきたいと思います。