研究室運営補助

No.02


氏名
守屋 誠子さん、阿部 千秋さん、小西 可奈さん
所属研究科
スポーツ健康科学研究科
担当科目名
卒業研究
  
Q
TAになったきっかけはなんですか?
A
(阿部さん)
卒業研究には10人の学生がいて、「食」というキーワードは一緒でしたが、テーマがそれぞれ違っていました。TAをすることで自分が勉強したことのないテーマについても勉強できると思い、TAになりました。

(守屋さん)
私の研究テーマに近いテーマを選んだ学生がいて、自分の知っていることを教えられるならと思い、TAになりました。

(小西さん)
私が卒業論文を書いたときは先生との1:1の指導で、「あいだに立つ人がいてくれたら」という思いもありました。私がその役になれればと思い、TAになりました。
Q
どのような業務をされていますか?
A
(守屋さん)
学生へのアドバイスが主な業務です。担当する学生の論文を見て、言い回しや論文構成などをチェックしました。論文完成までのスケジュールも一緒に考えました。

(阿部さん)
卒業研究を進めていく中で、アンケートを実施するかしないか、調理をするかしないかなど、判断を要する場面がありました。このようなときに学生と一緒に考えて答えを出していきました。

(小西さん)
私が担当した学生は栄養調査を実施したのですが、調査用紙の選定や調査に行くための準備、アンケートの解析方法などをアドバイスしました。
Q
TAをする中で工夫していることはありますか?
A
(小西さん)
データのまとめ方を教えるときに、学生に分かりやすいよう、自分が研究でやっていることを例として見せながら教えるようにしました。

(阿部さん)
事前に研究計画を立てておかないと、研究の進捗状況が把握できません。また、期限を決めることで学生は「この日までにやらなければ」と意識しますので、スケジューリングを重要視して、計画を立てる段階から一緒に考えるようにしていました。

(守屋さん)
担当した2人の学生のうちの1人は、私の専門と違う分野のテーマを選んでいました。教えるというよりも、文献を探したり、読んだりするところから一緒に取り組むようにしました。
Q
どのようなときにやりがいを感じますか?
A
(守屋さん)
締切間際まで何度も修正して論文を送ってくるなど、ギリギリまで研究に取り組んでいる姿を見るのがとても刺激になりましたし、やりがいでもありました。

(阿部さん)
卒業論文を提出し終わって、ほっとしている姿を見て私もとてもうれしくなりました。卒業式当日に冊子ができあがったのですが、学生が直接手渡しでくれたときは感動でした。

(小西さん)
TAをする中で教える難しさを感じることができました。今までは教わるばかりだったので、教える立場を経験できたのがよかったです。
Q
後輩へのアドバイスをお願いします。
A
(小西さん)
担当する学生がどういう勉強をしてきたのかを把握しておくことが大事だと思います。数値を解析する場合、よく理解できていないと単なる作業になってしまうので、理解できているかどうかをその都度確認するようにしていました。学生とのコミュニケーションを大切にしてください。

(阿部さん)
自分が「当たり前」と思っていることでも、学生に教えることで見直すことができ、とても勉強になりました。TAをすることは自分のためにもなり、とてもやりがいがあります。卒業研究のTAは先生と学生のあいだに入りますので、学生に対する指導だけではなく、先生への報告や連絡も忘れないようにしてください。

(守屋さん)
分からないものは学生と一緒に勉強するなど、教えながら自分も勉強できたのがとてもよかったです。自分にとってプラスになりますので、ぜひTAになっていただきたいと思います。