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Ver. 2025.11.2.a


論理回路 基礎演習 課題

Vivado IP Integrator による回路図設計

ディジタル回路を構成する基本要素は AND, OR, NOT などの論理ゲートであり、 さらにフリップフロップなどの記憶素子を加えて順序回路となる。 ここではそれら論理素子をつないで論理回路を設計し、動作確認をする。

現在ではゲートレベルの回路図により設計することはあまりない。 本演習は論理回路とその動作の理解のための基礎的な学習用課題である。

学習項目

前提とする学習項目

ターゲットボード

ボードの見分け方: 表面にZ7と書いていないのが旧ZYBO。 発光ダイオードLD4,LD5とコネクタJ14が搭載されているのが Z7-20。 発光ダイオードLD4だけでLD5とコネクタJ14が搭載されていないのが Z7-10。 リビジョン記号(Rev.)は裏面バーコードシールの傍に記載。

開発環境

演習用ファイル

発展

この課題終了後にどうぞ。


0. 概要

単純な論理回路を設計し、FPGAボードにてその動作を確認する。

目次


以下、特に指定の無い項目は規定値(デフォルト値、最初から入っている値)を設定する。

1. プロジェクトの生成と設定

1-1. プロジェクト生成

1-2. 画面の確認

1-3. IP(ライブラリ)の登録

ゲートレベルの回路図設計を行うための、IP(ライブラリ)を登録する。

1-4. ソースファイルの登録


2. IP Integrator による回路図設計

2-1. Block Design の生成と登録

2-2. 外部入出力ポートの作成

2-3. 論理回路の設計

2-4. IP Integrator のノウハウ

2-5. システム生成


3. シミュレーション


4. ロジックのコンパイル


5. 実機動作確認

5-1. ボードの接続

5-2. 回路の書き込み

5-3. 実行


6. 理解のために


99. その他

N.A.


泉 知論立命館大学 理工学部 電子情報工学科     その他の講義&演習資料はこちら