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Xilinx の 論理回路用 IP

ここでは いずみ が作成した IP (ライブラリ)を用いて論理回路設計を進めたが、 Xilinx提供の論理回路用の IP を使用することもできる。

Inline Utility Vector Logic
汎用論理ゲート、入力ごとに入力ポートを持ちビットごとに演算する(普通の論理ゲート)、 例:   \(\displaystyle f_i \leftarrow a_i + b_i\)
Inline Utility Reduced Logic
汎用論理ゲート、多ビットの入力ポートをひとつ持ち各ビットを集約して演算する、 例:   \(\displaystyle f \leftarrow \sum_{i} a_i\)
Inline Constant
定数値を出力する
Inline Concat
複数の1ビット入力をひとつの多ビット出力にまとめる
Inline Slice
多ビット入力の部分ビット列を切り出す
util_ff
Dフリップフロップ ※いずみの環境ではSynthesisはできてもImplementationができなかった

Xilinx の IP では、ビット幅やビット位置などを設定して使用する。 以下にいくつか設定例を示す。

ばらばらの配線を束にまとめる例

束配線をばらばらの配線にする例


泉 知論立命館大学 理工学部 電子情報工学科     その他の講義&演習資料はこちら