洪水被害写真

橋梁工学と土砂水理学との境界領域における解析手法の開発に関する研究

科学研究費 挑戦的研究(萌芽)2020~2021年度

研究概要

 近年,毎年のように橋が洪水や土石流により流出する事態が続いている.橋の水害は,交通インフラの被災という意味にとどまらず,被災地の救援や復興が遅れるという意味もあり,影響は広範囲にわたる.しかし,桁まで水没することは橋の設計で考えられておらず,一方で洪水の研究には橋の存在が考えられていない.橋の土石流災害を防ぐためには,両分野の境界領域の橋渡しを進めていく必要があり,まずは共通言語的な解析コードを開発することが重要である.本研究では,橋に作用する流体力を計算する解析コードを,構造工学と土砂水理学の研究者が協力して開発することを目指す.

メンバー

伊津野 和行

研究代表者
立命館大学 理工学部
環境都市工学科 教授
専門:耐震工学

里深 好文

研究分担者
立命館大学 理工学部
環境都市工学科 教授
専門:土砂水理学

野阪 克義

研究分担者
立命館大学 理工学部
環境都市工学科 教授
専門:橋梁工学

四井 早紀

研究分担者
立命館大学 理工学部
環境都市工学科 特任助教
専門:地震工学

研究業績

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