イベント&ニュース
Events & News2025年度第1回ボランティア・サービスラーニング(VSL)研究会
- 場所
- オンライン(ZOOMミーティングを利用します)
- 備考
- <テーマ>「大学と地域とのコーディネーション」
【2025.5.26(月)】立命館大学サービスラーニングセンター2025年度第1回VSL研究会のご案内
立命館大学サービスラーニングセンターでは、研究活動の一環としてボランティア・サービスラーニング(VSL)研究会を2006年度より実施しています。2024年度は「国際サービス・ラーニング」を統一テーマに掲げて公開研究会を連続して開催してきたように、年間を通して1つの観点を深めることにしています。
2025年度の統一テーマはサービス・ラーニング推進における「コーディネーション」についてです。コーディネーションとは英語で調整や調和という意味ですが、サービス・ラーニングでは教室と現場、現場と学生、学生と教員、教員と職員、職員と現場、現場の担当者と地域の住民と、など、極めて多くの場面や担い手の間での調整や調和が求められます。
サービス・ラーニングと「コーディネーション」をめぐるテーマの第1回は「大学と地域とのコーディネーション」です。前半は2025年度より立命館大学のびわこ・くさつキャンパス(BKC)でサービスラーニング科目の担当教員として着任した髙橋結・立命館大学共通教育推進機構准教授により話題提供をいただき、後半は参加者の皆さんとの対話の時間といたします。
髙橋先生はこれまで東北を拠点として、仙台市内の複数の非営利組織に加え、宮城大学・東北大学において、東日本大震災からの復興過程について、豊富なアクションリサーチを展開してこられました。2020年に共著で出版された『森の学校を創る:震災復興から発する教育の未来』は日本環境共生学会の著述賞を受賞、その後、2023年には「地域社会を支える協働モデルの構築に関する研究」で博士(事業構想)の学位を取得するに至りました。
本研究会はオンライン(Zoomミーティング)での公開研究会とし、全国の大学地域連携に関わる教職員、学生、NGO・NPOのスタッフ、また広く市民の方々の参加を歓迎いたします。話題提供者の語りをもとに、「大学と地域とのコーディネーション」にまつわるご自身の経験や問いを深める機会になることを願っています。
【参加対象】ご関心のある方はどなたでも。学生の皆さんの参加も歓迎です。
【話題提供】髙橋 結 (立命館大学共通教育推進機構准教授)
【注】*立命館大学サービスラーニングセンターでは、その前身であるボランティアセンターにより文部科学省による「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(現代GP)の充実・発展のため、2006年からVSL(ボランティア・サービスラーニング)研究会を展開してきています。