立命館大学では2000年度から学生が主体的に学び、成長する
ことを目的に、正課における成績優秀者に奨学金を支給する
「西園寺育英奨学金」制度を設けています。
産業社会学部からは今年54名が2012年度の奨学生として選ばれ
、7月4日に開催された西園寺育英奨学金給付証書授与式に出席
しました。
以学館1号ホールで行われた全体式では、見上副総長からの
祝辞の後、産業社会学部を代表して子ども社会専攻4回生の
岡山黎子さんが証書を受け取り、代表謝辞を行いました。
岡山さんからは、中学生の頃に感じた教育格差や生活保障
問題等への関心を、産社の学びおよび教育実習を通して深め、
卒業論文では「子どもと社会福祉・教育の課題」をテーマに
取り上げたいという思いが語られました。
全体式終了後には産業社会学部での証書授与式が行われ、
有賀学部長からの祝辞の後、奨学生一人一人に証書が手渡さ
れました。
ここでは、人間福祉専攻3回生の最相寛一さんが代表謝辞
を述べてくれました。最相さんは、「研究」が楽しみであり、
素朴に疑問に思ったことの意味や論理を検討し、自身の主張を
論文にまとめるというプロセスから実感できる喜びを語って
くれました。そんな最相さんの謝辞を、有賀学部長も深く頷い
て聞いておられたのが印象的でした。
最後に記念撮影をおこない、和やかな雰囲気の中、本年度の
授与式は終了しました。
<二回生写真>
<三回生写真>
<四回生写真>