産業社会学部人間福祉専攻の
社会福祉士課程では3回生時、
福祉施設や福祉機関で現場実習があります。
その実習で学んだ事を発表し、共有する実習報告会が
12月11日と18日に行われました。
「児童」「高齢」「障害」
「地域」「行政」「社会福祉協議会」
6分野にわかれての発表。
パワーポイントや資料を使い
初めて聞く人にも理解できるよう
言葉を選んでわかりやすく伝える工夫をしていました。
「この実習によって、問題意識を強くもつことができた」
「今まで知らなかった専門的な部分まで掘り下げて話し合うことができた」
この実習を通して福祉の学びを深めることができたようです
とても完成度の高い報告会ですが、
実はこの報告会は学生主体で企画、運営されているのです。
実行委員長の「木田勇輔くん(人間福祉専攻3回生)」に
お話をききました。
Q.報告会において大変だったことは?
「例年は、経験を劇にして伝える発表会でしたが
今年は、初めてパワーポイントを使った発表形式に統一しての
実施ということでとても大変でした」
週3回、遅くまで実行委員ミーティングが行われたそうです。
Q.人間福祉専攻を志望する受験生に一言!
「人間福祉専攻の学生は福祉関係の仕事に就かなければいけない
ということはありません。福祉関係の仕事を目指す人はもちろん、
目指していなくても学べるところ。
福祉の勉強や実習の経験は、将来どのような職業をつくにしても
色々な場所で活かすことができると思います。」
木田君自身も児童養護施設で1か月実習しましたが
目指しているのは小学校の先生なんだそうです。
社会福祉士課程の実習を通して視野も広がり、
今後の学びや将来にも活かしていけそうです。
実習でお世話になった皆様、ありがとうございました。