産業社会学部客員教授・是枝裕和監督作品『そして父になる』が第66回カンヌ国際映画祭にて「審査員賞」を受賞しました!

Posted on 2013.05.29

フランス・カンヌで開催された「第66回カンヌ国際映画祭」に
おいて、コンペティション部門に出品されていた産業社会学部
客員教授・是枝裕和監督の作品『そして父になる』が、
「審査員賞」を受賞しました。
日本映画が同賞を受賞するのは、1987年「親鸞 白い道」以来
26年ぶりの快挙となります。

<受賞を喜ぶ是枝監督>

是枝監督は、2005年度より産業社会学部客員教授に就任され、
専門特殊講義「映像論」を担当してくださっています。
受賞を受けて、昨年「映像論」を受講した産業社会学部4回生の
渡邊賢太郎さんは、「学生に『どうして』と逆質問してくることが多く、
人間への好奇心が強い人だと感じました。身近な先生が世界の
大舞台に立つなんて。」と興奮した様子で感想を述べてくれました。

<講義を行う是枝監督>


『そして父になる』は、6年間育てた息子が、出産時に病院で取り
違えられて他人の子どもであることを知り葛藤する主人公や苦悩
する家族の姿を描いた作品で、福山雅治さんが主演を務めて
います。本作品は10月5日(土)より全国で公開されます。


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