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SP LAB

−宇宙と地球をつなぐラボ−

月や火星のいん石にふれ、月面を走り回る
体験を通して宇宙のおもしろさを感じよう

代表研究者:湊 宣明

  • これはなんですか?夜の砂漠みたいな様子が映っています。ところどころに石ころもありますね。

  • 月面の様子を再現したシミュレーターです。月面を宇宙飛行士になって歩いたり、ローバー(月面用のクルマ)に乗って走り回ることもできる仮想空間なんですよ。

  • 面白そうですね!

  • SLIM(スリム、Smart Lander for Investigating Moon)って知ってますか?世界で初めてピンポイントでの月面着陸に成功した日本の小型月着陸実証機です。そのSLIMを探しにいく『REAL MOON』(©historia Inc.)というゲームができるので、ぜひ座ってやってみてください。

  • 道も建物もなにもないから、自分がいる場所もほとんどわからないんですね。どっちを向いても同じような景色だな…あ、今、ちらっと宇宙機らしきものが見えました!かわいい!

  • 見えましたね!かわいいですか?(笑)

  • 「やっと会えたね」って感じです!

「宇宙と地球をつなぐラボ」とは?

人間が宇宙で暮らす時代が、もうすぐやってくると言われています。そこで、「宇宙で人間が安心して生活するにはどうすればいいか」を考えているのが、テクノロジーマネジメント研究科の湊宣明先生のラボです。

宇宙の環境は地球とはまったく違います。宇宙服がなければ外へ出られず、水やエネルギーも貴重です。どんな家や道路をつくるのか、どんな法律、教育、医療などが必要か…考えなければならないことがたくさんあります。でも湊先生は「地球の常識にとらわれず、ゼロから社会を考えるチャレンジができるのは面白い」と話します。

ラボでは、さまざまな分野の研究者と一緒に、人類が宇宙に進出した場合に、宇宙で起こりそうな問題と、その解決方法を研究しています。過酷な環境の宇宙で、さまざまな国の人が協力しながら生活し、社会をつくり、物事を進めていくにはどうすればよいのか、どんなトレーニングや学びが必要なのかも、研究テーマの一つです。

ラボでは、誰でも宇宙を体験できます。ラボの研究内容に加えて、月や火星のいん石や、月の表面の砂を人工的に再現したレゴリスシミュラントも展示されています。

イベントの時は、月面を探査するシミュレーションゲームでも遊んでください。株式会社ヒストリアと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の共同研究により制作されたものです。ミッションを成功させるためには、一人で判断するよりも誰かと相談しながら進めた方が早くゴールできることが多いそうです。それが宇宙開発プロジェクトのリアルだと湊先生は言います。このラボに来れば、宇宙を少しでも身近に感じられるでしょう。

先生からひとこと

宇宙はすごく遠いところにあると思うかもしれませんが、実は地面から上にむかって100キロ以上の上空はもう宇宙と呼ばれています。それは、ここ大阪いばらきキャンパスのある茨木から姫路までと同じくらいの距離です。意外と近いと思いませんか?
とにかくこのラボで宇宙にふれ、体験してみてください。月や火星のいん石を見て「汚いなあ」と思うかもしれないし、月面走行シミュレーションゲームがうまくできなくて、くやしいと思うかもしれません。自分には関係ないと思っていた世界にふれて、何かを感じて、それが宇宙に興味を持つきっかけになってくれたらうれしいです。

  • 湊 宣明

    テクノロジーマネジメント研究科 教授

    専門分野:技術経営学、デザイン科学、システム・ダイナミクス、宇宙・航空イノベーション

    研究者データベース

「宇宙ってこういう場所なんだろうな」などと思い込むことなく、まずは体験してください。たとえば、シミュレーションゲームでまっくらな月面を自由に歩いてみて、どう感じたか、もっと面白い、快適な体験にするにはどうしたらいいかなどを、ぜひ自分なりに考えてみてほしいです。

  • 福留 未菜

    OIC総合研究機構 助教

    専門分野:次世代宇宙産業を担うマネジメント人材の育成とその評価手法の開発

    研究者データベース

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