大学と社会をつなぐ
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情報可視化

「みんなで描くみらいの茨木2026‐
みらいを拓く一歩をつなぐ」
イオンモール茨木×立命館

参加者数は3000人超に!
茨木市における社会共創を楽しく知るイベント、第3回を開催

OUTLINE

2026年3月7日、イオンモール茨木で、立命館とイオンモール茨木による共創プロジェクト「みんなで描くみらいの茨木2026」が開催されました。2024年4月の初開催から数えて3回目となる今回のテーマは「みらいを拓く一歩をつなぐ」。立命館と地域企業や自治体との社会共創が、さらに広がり深まりつつあることを、広く市民の皆さんにも知ってほしいとの思いが込められています。

会場のイオンモール茨木に設置されたステージでは、学生によるパフォーマンスや、子どもでも楽しめる体験イベントが行われ、元気に参加する子どもたちと保護者をはじめ、幅広い年齢層の方の姿が見られました。店内各所では、大学の学部、ゼミ、課外活動団体など、さまざまな立場の学生による学びの成果発表や、地域企業と共創したワークショップなど15ブースが出展。前回より広がった大学と地域企業の共創を強く印象づけました。

土曜日のショッピングモールを訪れた人々にとって、地元・茨木市で今まさに進められている、大学、地域企業、自治体、市民が一体となった共創の姿に触れる大きな機会となりました。

地域との社会共創プロジェクト「みんなで描くみらいの茨木2026―みらいを拓く一歩をつなぐ」

EPISODE

EPISODE01

茨木市ならではの社会共創を
広く市民に伝え、参加を呼びかける場として

立命館大学大阪いばらきキャンパスを拠点とするプラットフォーム「TRY FIELD」で、立命館と地域企業、自治体との共創が本格的に始動してから2年。第3回となる「みんなで描くみらいの茨木」は、共創の成果を発表する場であると同時に、偶然ここを訪れた市民の皆さんにも「皆さんも共創の主役です」とのメッセージを発信する場としての位置づけがより明確になりました。

その象徴ともいえるのが、イオンモール茨木1階のエントランスホールに設けられたステージでのオープニングでした。立命館大学の学生団体stoRi FILM&MANGAが制作したFILMANGA「共に創るみらいの種」のお披露目です。「みんなで描くみらいの茨木」開催のきっかけとなったポスターコンテストで生まれた「立命館とイオンモールとの共創に、茨木市や茨木市民にも参加してもらう」という発想から、産学連携協力協定の締結、さらに「地域を巻き込んだ茨木市ならではの共創の土台をつくる」というビジョンへ発展してきた経緯を、動く漫画で分かりやすく表現したものです。市民の皆さんにも「共創の種を見つける」プレーヤーとして参加してほしいとの期待を込めたメッセージとなりました。先着300名には漫画冊子も無料で配布されました。

この2年間の立命館と地域企業・団体との共創の広がりと深まりの一端を示したのが、同じステージで行われた「茨木市内企業プロモーション動画制作」の成果発表です。立命館大学の学生が、茨木市内の映像制作会社「CREATORSJAM」のファシリテーションのもと、正課外の取組みとして、茨木市内の企業3社(株式会社エフワンエヌ、辰巳工業株式会社、株式会社富士パッキング工業所)のプロモーション動画を制作しました。映像制作未経験の学生も多い中、企業をていねいに取材し、事業上の強みだけでなく、人と人との関わりや仕事に込める思いなどにも焦点を当て、半年以上をかけて動画を完成させました。発表後のステージには各企業の関係者や茨木市長も登壇し、コメントを発表。動画制作そのものへの称賛に加え、共創を通してつながりが生まれたことへの感慨や、今後への期待が多く語られました。

EPISODE02

イオンモール茨木のエントランスと各階に
ステージと体験ブースが登場

メイン会場のステージとは別に、当日はイオンモール茨木の1階から3階の各所に体験ブースが設けられ、学部、ゼミ、学生団体の成果発表や、地域企業・団体との共創の成果発表、また地域企業単独での企画も実施されました。その規模は、前回の6カ所を大きく上回る15カ所。参加する学生や地域企業・団体が増えたことの何よりの証です。各ブースでは、これまでの取組みを、参加する人に楽しんでもらえるよう工夫を凝らして発表していました。そして、今年も立命館小学校からプライマリーアンバサダーの児童が参加し、各ブースやステージを回ってイベントを盛り上げました。

当日行われたステージ企画や体験ブースから、いくつかをご紹介しましょう。

いばらき木育フェスタ成果発表&親子でおどろう!
(株式会社明日香・屋内こども広場 まちなかの森もっくる)

茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」1階の「屋内こども広場 まちなかの森もっくる」を運営する株式会社明日香による企画。もっくるの保育士による楽しいお話や体操で体をほぐした後は、茨木市のシンボルキャラクター「茨木童子」、イオングループのアミューズメント施設「モーリーファンタジー」の公式マスコットキャラクター「ララちゃん」と一緒にダンスを楽しみました。立命館小学校プライマリーアンバサダーの児童も参加し、会場は元気いっぱいに飛び跳ねる子どもたちの笑顔であふれました。参加者数はステージ企画の中で最多となる80名でした。

高得点をめざせ!〜キックターゲット・ボールボーリング・ドリブル競争〜
(ガンバ大阪×RINCプロジェクト)

RINC会員として数々の共創プロジェクトを実施しているガンバ大阪による企画。サッカー未経験の未就学児も参加し、コーチの指導を受けながら楽しくボールに親しむ姿が見られました。RINC会員企業によるステージ企画や体験ブースが立ち上げられたことが、今回の大きな特徴となりました。

VR型防災避難体験
(経営学部横田ゼミ×株式会社空間情報×株式会社クレオテック)

立命館、茨木市、イオンモール茨木は防災に関する三者協定を締結していることから、防災意識の向上を目的としたブースが初出展。経営学部の横田ゼミと本学の施設管理を行っている株式会社クレオテック、そして3Dデータサービスを手掛ける株式会社空間情報との共創企画です。参加者はVRゴーグルを装着し、火災が発生して煙が充満する大学構内からの脱出をバーチャル体験しました。

Expressフォトブース!
(Adobe Student Ambassador)

アドビ製品のスキルを習得し、その創造性と知識を学生視点から学内に還元することを目的にアドビ社が認定した、立命館大学・立命館アジア太平洋大学のAdobe Student Ambassadorが、イベントの思い出になる写真の撮影・加工ブースを出展。Adobe Creative Campus Dayなど、学内イベントでも設置してきた漫画風背景のフォトブースです。ここでスマホ撮影した写真は、Adobe Expressで思い思いに加工して楽しむことができます。Adobe Expressを使ったクリエイティブの楽しさを、市民の皆さんに広く伝える機会となりました。

EPISODE

EPISODE03

キャンパスを出て、土曜日の商業施設で
多くの市民に参加してもらうことに意義がある

前回より規模を拡大した今年のイベント。当日イオンモール茨木を訪れた市民の皆さんは、エントランスや各階でさまざまな企画に触れ、実際に多くの市民の皆さんが参加されました。その結果、ステージ企画と体験ブースの延べ参加者数は、目標の3,000名を上回る3,022名に達しました。アンケート結果では、市民満足度98.9%、参画者(出演・出展者)満足度93.3%という高い評価も得ています。

このイベントは、大学内ではなく、年間来館者数1,120万人の商業施設で開催することによって多くの市民の皆さんの目に触れ、参加してもらうことに意義があります。立ち上げ期から担当職員として深く関わってきた学校法人立命館 総合企画部 社会共創推進課 課長補佐の垰口広和氏は「素晴らしい会場を提供してくださっているイオンモール茨木様には感謝しかありません」と話します。今後については「このイベントを楽しんでいただくことが、世代を超えた市民同士の理解の深まりや、茨木市に対する愛着、地域活動の活性化につながれば、茨木市に関わるすべての人にとって有意義なイベントに育っていくのではないかと思います」と話し、より多くの学生、地域企業・団体、市民の皆さんが参加するイベントとして継続していきたいとの展望を示しました。

REFLECTION

プロジェクトを終えて、関わった方々の
振り返りをお聞きしました

  • 立命館大学副学長 社会共創推進本部長

    三宅 雅人教授

    今回のテーマは「みらいを拓く一歩をつなぐ」です。大学は学問を探究する場ですが、専門知識を身につけるだけでは「みらいを拓く人」にはなれないと私は考えています。学生たちは、正課の授業に加え、当日のステージで発表した団体やサークルなど、さまざまな活動を通して学んでいます。そうした学生たちを指導するのは、大学の教員だけではありません。企業や自治体をはじめ、さまざまな方々に、実社会の課題に向き合う機会をいただきながら育てていただいています。また、市民の皆さまにも温かく見守り、支えていただいています。今後も立命館学園の学生・生徒・児童と多くの交流の機会を持っていただき、茨木市全体をともに盛り上げていければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

  • イオンリテール株式会社 西日本カンパニー 北大阪事業部 事業部長 
    現 南関東カンパニー 西千葉事業部 事業部長

    渡邉 浩昌氏

    茨木市は、たくさんの夢やアイデアを持つ学生さんや市民の皆さんが学び、暮らす街です。また、ゼロから1を生み出す企業様が多い街でもあります。イオンモール茨木は、ここに住み、学び、働く皆さんが思いを共有し、新しいものを発見し、次に向かうためのプラットフォームを目指しています。立命館大学様、茨木市様を中心に開催されるこのイベント。参加企業様も増えていますので、次回に向けてますます盛り上げていきたいと思います。

  • 茨木市長

    福岡 洋一氏

    茨木市には多くの大学があり、2万人以上の大学生が学んでおられます。また、約9,000の事業所があり、10万人以上の方が働いておられます。この街の活力を引き出すには、市民の皆さん、大学の皆さん、事業者の皆さんが、お互いを知るところから始まるのではないかと思います。そして、それぞれの力を掛け合わせることで化学反応が生まれ、まだ誰も見たことのない景色が広がるのではないかと期待しています。
    今年で3年目となる本イベントでは、民間の事業所様にも引き続きご参加いただき、学生さんと共に取り組んでいただきました。学生さんにとっても、事業所の皆さんにとっても、お互いを知るよい機会になったのではないでしょうか。茨木市は今、「共創」を大事にしています。立場の違う人同士がお互いを知り、経験を共有することによって、「共感」が生まれ、その先に「共鳴」、つまり何かを一緒にやっていこうという動きが広がるとよいなと考えています。イオンkモール様、立命館大学様、民間事業所様のお力添えのもとで回を重ね、皆さんと素敵な景色を見られたらと思っております。

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