メールを書く時に限らず、コンピュータで文書を書く時全般に対して、 注意しなければならない事が在ります。 ここでは、最初にコンピュータで文書を書く事に対しての、 基本的な約束事を説明します。 そして、それを踏まえた上でメールで文書を書く際の注意点を説明します。
全角と半角の違い
「全角」と「半角」は別の文字です。 「Physics」は全角で「Physics」は半角です。
例えば、メールのアドレスを書くときに、
kht23151@pl.ritsumei.ac.jp
としても、正しく送信されません。
英数字を書くときは、ほとんどの場合半角文字で書く方が良いと覚えておいてください。 (和文の中に英単語などを入れるときは、半角スペースを前後に入れるのが基本です。)
[注意] スペースにも、半角スペースと全角スペースがあります。 半角スペースにすべきところを、全角スペースにしておかしくなる事があるので注意しましょう。
機種依存文字
機種依存文字 は特定のコンピュータ(OS)だけでしか読む事のできない文字です。 他の人と共有する可能性がある文章(メール、Webページ、一般の書類)では、 機種依存文字は使ってはいけません。
一行を適度な所で改行する
コンピュータの画面で、文書を読みやすくするために、 改行を有効に使いましょう。 紙に印刷するわけではないので、余白は資源の無駄遣いではありません。
プログラミングや TeX、そして HTML といったソースファイルは、 全て構造をもったテキストファイルです。 それを(i) 読みやすく (ii) 編集しやすいようにするために タブや改行を意識的に使います。 (HTML の場合、ソースファイルにおける改行文字をスペースに置き換えてしまう ブラウザがあります。これは英語では正しく、日本語では間違いです。 HTML文書中の改行文字について)
メール本文を書くときに注意することは、 普段よりマナーについて意識しましょう。 メールの現状は、確かに紙の手紙と会話の中間くらいですが、 親しい友人に送る場合を除いては、紙の手紙を書くような意識を持つ事が 大切だと思います。
具体的に注意すべきことは
そして、送信する前にかならず本文を読み返しましょう。 送信先が間違っていないかも確認してから送信します。
その他の注意
メールの最後には、自分の署名(signature)を付けるのが一般的です。 この内容には、自分の名前や所属、メールアドレスや電話番号等の 名刺的なものに、少し自分のアレンジを加えるのが良い様です。
例を下記に示します。
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浜地 賢太郎 (HAMACHI Kentaro)
立命館大学 理工学部
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
E-mail: khtxxxx@pl.ritsumei.ac.jp
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Mewでは、ファイル「~/.signature」に 署名を書いておけば、C-c Tab で署名が挿入されます。
「~/.signature」を人に見られたくない場合は以下を実行しましょう。
$ chmod 600 ~/.signature