UNIX の基礎(1)[PCの起動、ログイン、パスワードの変更、webメールの使い方]

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（第１回）UNIX の基礎(1)[PCの起動、ログイン、パスワードの変更、webメールの使い方]

今日の目標

初回の本日は、 PCの起動、ログイン、パスワードの変更、webメールの使い方などの UNIX基本操作を勉強します。余った時間で、タイピングの練習をします。

ログイン(login)・ログアウト(logout)

先ず最初に、

コンピュータの電源を投入し、Linuxを選択する。（電源が既に入っているときにはLinux で動いているか確認し Windows であれば Linux に立ち上げ直す）
Linuxのログイン画面で IDとPasswordを入力してログインする。
パスワードの変更 (passwd)

UNIX では一つのコンピュータを同時に多数の人が使います。パスワードの管理は UNIX を利用する者の義務です。
ログアウトして、新しいパスワードでログインする。
「メニューバー」から
```
システム →　「user name のログアウト」 
```
を選択します。その後、出てくるダイアログで「ログアウト」をえらびます。

UNIXの基本

UNIXに対する操作は、基本的に端末からのコマンド入力で行う。ログイン後まず、コマンドライン端末（ GNOME端末 ,kterm 等）を立ち上げよう。
左上のメニューから
```
アプリケーション → システムツール → 端末 
```
とすれば、端末が出現します。
Webブラウザ firefox(あるいはmozilla)の起動
出てきた端末のドル記号($)の後に、
```
$ firefox 
```

http://www.ritsumei.ac.jp/~mmr14135/johoWeb/index.html

Rainbow Guide Linux編の入手
ここで、本授業の教科書でもある
RAINBOW GUIDE 2016 『Linux操作入門編』立命館大学編 (以降、「RGL」と略記する。)
を手元にダウンロードしておきましょう。
Webメールを使う
RAINBOWでE-MAILを使うには幾つかの方法があります。その一つとして、WEBブラウザを利用したメールが使えます。
立命館大学のホームページにあるWEBメールの箇所で、各自のメールアドレスとパスワードを入力すれば、
GUI（画像を見ながらの対話形式）でメールが利用できます。　またこれはWEBが使える場所ならどこででも利用できます。
日本語入力
日本語変換には『iBus』がつかわれているようです。 (RGL、p 23、3.2.3節、および、p 158、13.3節を参照のこと。)
```
キーボード左上の「『半角/全角|漢字』キー」を押すと、
日本語入力モードになります。
```
スペースキーを何度か押すか番号を選択すると、変換候補から適当なものを選択することができます。「Enter」で決定です。このあたりは、ほかのOS上のソフトとおなじです。再度おなじキーを押すと、半角・英数モードに戻ります。この方法は、『Mozilla Firefox』を含め、ここのLinuxシステム上の応用ソフトで効きます。
後にでてくる編集ソフト『emacs』では、上記の方法以外のやりかたも利用することができます。
ほかのアプリケーションの起動

$  cal
$  cal 2014

$  date

$  gimp &

豆知識

$ gimp &

$ gimp &

コマンドの最後に & をつけてみます。こうすると gimp の動作中もコマンドの入力ができるようになります。
この「最後に & をつけること」をバックグラウンドで実行するといいます。

タイプ練習

たくさんの無料webアプリがあるので、googleで検索してみよう。たとえば、次のように入力します。今日の授業では、 e-typing を使って、速くタイプできるように練習しましょう。

Web メール練習

隣りやちかくの人と組になって、Web Mailを出し合ってみましょう。GIMPで描いた絵を添付してみてください。あるいは、花見に行ったひとは画像を入れるとよいでしょう。桜の写真を撮りに教室の外に出てもかまいませんよ。 (これは課題ではありません。きょうの課題はありません。）

容量制限

RainbowのLinuxでは、ユーザーひとりあたりのディスク容量に制限があります。 (RGL pp 11--12参照)。学部学生 (全学部) の場合、100MBがそれです。これを越えると、ファイルの保存ができなくなったり、ソフトウェアの動きがおかしくなったりする可能性があります。

各自の、現在のディスク使用量は、端末で、

$ du -sh  ̃

とすればわかります。「~」はShift + ^(へ)を押します。
要らないファイルは消しておく、また、必要なファイルは、まめに、フラッシュメモリなどに移しておく、とよいでしょう。

いろいろなLinuxディストリビューション

みなさんがBKCでつかっているのはCentOSです。ほかにもさまざまなLinuxディストリビューションがあります。

終了、シャットダウン

アプリケーションソフトをすべて終了します。

各アプリケーションの「ファイル」メニューから「終了」を選びます。
あるいは、それに相当するCUIでのキー入力でもかまいません。

つぎに、端末じたいの終了

$ exit

あるいは、

$ Ctrl + d (コントロールキーを押しつつ、「d」を押す。)

つぎに、情報教室では「シャットダウン」します。RGL pp 21--22参照。
“メニューバー” から
```
システム →「user name のシャットダウン」 
```
その後、その後、出てくるダイアログで「シャットダウン」をえらびます。必ず、シャットダウンしてください。
自習室では「ログアウト」すればよいでしょう。

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