立命館大学 文学部校友会 文学部校友会

第42回英米文学同窓会を10月11日に衣笠キャンパスで開催しました。3連休の中日にもかかわらず、23名の卒業生がご参加くださいました。中には北海道や東京から駆けつけてくださった方もいらっしゃいました
参加者は24名、昭和29年卒業の大先輩も2名ご参加くださいました。


ミニレクチャー

開会に先立ちキャンパス・ツアーを実施しました。学生ボランティアガイドによる説明を聞きながら、末川記念館の陪審法廷、図書館のピアラ、新体育館などを見学しました。参加者は施設の発展・充実ぶりに感心しきりの様子でした。楽しくてためになる解説をしてくださったガイドの井田千尋さんに感謝です!

英米2013年同窓会写真 英米2013年同窓会写真

 
恒例のミニレクチャーは中高の英語の先生をお招きし、英語教育の現状についてご報告いただきました。昭和58年ご卒業の堀井英明先生は、32年間の教員体験を振り返り、英語カリキュラムの変遷とその間のご自身の変化についてお話しくださいました。常に向上心を持ち、生徒と向き合ってこられた堀井先生は、今年の3月でご退職され、新たな挑戦としてニュージーランドに留学されるそうです。更なるご活躍をお祈りいたします。もう一人の講師、平成2年ご卒業の澤智子先生は、1990年に本学付属校に就職されてからの歩みをご報告くださいました。「英語を通して先に生きる人として教える」ことの大切さを語っておられたのが胸に響きました。もう一人、2006年ご卒業の山田武司先生は、クラブの指導でご欠席のため、レポートをお寄せくださいました。レポートでは、社会の変化に対応した指導法の改善や新しい取り組みをご紹介くださいました。情報化の進展が生徒に与える負の影響にも言及されており、ICTを活用する以前に教育者が対処すべき問題についてあらためて考えさせられました。多忙なスケジュールを縫ってご報告くださった講師の先生方にあらためてお礼申し上げます。 総会では会計報告に続き、参加者全員で記念撮影を行いました。諒友館食堂で行った懇親会では、参加者全員から一言ずつお言葉をいただきました。(元)教師の方が多く、真摯に生徒・学生と向き合う姿勢に感銘を受けるとともに、励ましをいただきました。 秋の午後、英米文学専攻を卒業されたみなさまとかけがえのない時間を過ごせたのが何よりの喜びです。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。最後に澤先生のお言葉から。「変えるべき場所はここ立命館です」。また来年元気でお会いしましょう。
(文責 佐藤 渉)