デジタル技術の内容の進歩によるインターネット等のIT(情報技術)産業は、急成長しかつ多様化し、当然、コンテンツ産業界へも波及したことで、構造的な変革が起きている。放送と通信の融合や携帯電話、携帯型再生プレーヤーの普及に伴う「音楽・映像配信」は、その典型例であろう。本講座は、激動するコンテンツ産業界において、最前線の要職に就かれておられる方々を講師にお迎えし、著作権保護等の現状と直面している課題や今後の展望を講義していただく、貴重な内容で構成されている。前・後期に二分されているが、音楽、映像、放送、出版などカテゴリー別にテーマを設定しており、通年で受講することで、全体像と核心が習得できるよう配慮した。
 なお、本講義は、キャンパスプラザ京都で行われます。(授業時間:11:00〜12:30)
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4/15 開講式

「日本のコンテンツ産業概論


丸山 茂雄 氏
(株式会社に・よん・なな・みゅーじっく代表取締役)
講義内容・テーマ
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「音楽ソフトのマーケティング-音楽ランキングの過去・現在・未来-」

垂石 克哉 氏
(オリコン・エンタテイメント株式会社代表取締役社長)

担当:反畑 誠一先生(産業社会学部客員教授、音楽評論家・元レコード大賞審査員・(社)コンサートツアー事業者協会理事)

2004年度
 ● コンテンツ産業論 I
 ● コンテンツ産業論 II


2005年度
 ● コンテンツ産業論 I
 ● コンテンツ産業論 II


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「音楽配信の許諾と違法利用対策」
渡辺 聡 氏
(社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)送信部長)
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「コミックビジネス-まんが・漫画・MANGA-」

白井 勝也 氏
(株式会社小学館専務取締役)
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「デジタル時代の音楽ソフトの創作とアーティストの存在」

須藤 晃 氏
(カリント・ファクトリー代表・音楽プロデューサー
5/20

「ラジオはNEXT STAGEへ〜デジタル化で生まれ変わるラジオの未来予想図」

田村 光広 氏
(株式会社エフエム東京 MPX事業推進室長)
6/3

「日本レコード産業史と課題」

稲垣 博司 氏
(エイベックスマーケティング・コミュニケーションズ株式会社代表取締役会長)
6/10

「テレビ番組・水戸黄門 にみる時代劇コンテンツと権利関係」

中村 和則 氏
(株式会社オフィス・ヘンミ;取締役、テレビ土曜劇場「事件」プロデューサー)
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「ライブ・コンサートのマネジメント・ビジネスの事情と国際契約」

山崎 芳人 氏
(株式会社キョードー東京)
7/8

「日本のアニメ映画産業と欧米市場」

白川 隆三 氏
(九州大学教授、元ソニー・ミュージックエンタテイメント(SME)取締役)
到達目標
○国際的視野で、コンテンツ産業の実態を学ぶ
○過去を知り、知識を蓄積する。
○今を知り、現実を認識、把握する。
○明日を考え、展望を待つ。
○叡智と感性と想像力を培う。
○自己の研究課題を見つける。
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「音楽出版社と国際ビジネス」

朝妻 一郎 氏
(社団法人音楽出版社協会会長、株式会社フジパシフィック音楽出版 代表取締役会長)
7/15 総括

「コンテンツ産業論I〜学習成果とその活用〜」

反畑 誠一 氏
(2006年度コンテンツ産業論担当)

JASRAC寄付講座

コンテンツ産業論 I
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「韓国のコンテンツ産業戦略」

柳 珍桓 氏
(韓国文化院)