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2014年度「立命館映像展」レポート②

2015.03.10

「立命館映像展」2日目のレポートです!

【2月21日(土)】

<上映会場>

上映2日目。ここでトラブル発生。イオンモール正面玄関で配布していたビラがスタッフの熱心な広報活動により、足りなくなってしまいました。急遽増刷です。熱意の甲斐あって、ビラを見て来て頂いたお客様もたくさんいらっしゃいました。




神農直澄監督の立命館大学応援団チアリーダー部PeeWeeS!の活動を追ったドキュメンタリー映画「Let’s Go PeeWeeS!」が上映され、PeeWeeS!の皆さんも会場で自身の映画に見入っておられました。監督挨拶では、団体の空気に溶け込みながら長期間撮影することへの苦労や工夫が語られました。


2日目上映最後の作品は、野村峻作監督「ひととなる」。家族との関係や受験に悩む18歳の少年永吉の決意を描いた作品。大学入学前後の少年を描いた作品が比較的多いのは、制作した学生が、等身大の自分自身を作品に投影しているからかもしれません。ロケ地である愛媛県の美しい景色が印象的でした。



<展示会場>

展示初日。初めての土日開催、初めての会場。初めてづくしの展示では、スタッフにも緊張の色が見え隠れ。「立命館大学に映像学部なんて学部があるんだね」―会場前を行き交うお客様も中の様子が少し気になっておられます。学生スタッフも呼び込みに力が入ります。


 

堀田亮介(修士)制作「観客・プレイヤ協調型ゲーム―MR-Cyborg Soldiers 2―」は、誰もがすぐに戦闘型サイボーグになって弾丸を撃てるというミクストリアリティ・システムを活用したゲーム作品です。オーディエンスも画面に映った人なら誰でも参加可能で、プレイ方法もいたってシンプル。子供から大人まで一緒になって楽しむ様子が見られました。

 

中村彩乃制作「ありがとう弁当」は、普段お弁当を作ってくれる人に感謝を伝えたいという思いから制作された「お弁当づくりインタラクティブアート」です。空のお弁当箱におにぎり、ウインナー、卵焼きなど自分の入れたいおかずを詰めていくと、最後に台所上にあるモニターに大切な人の顔ができあがるというとても心温まる作品。体験者にも自然と笑顔が生まれます。

 

2日目の来場者は、上映会場が約370名、展示会場が約240名でした。大きな混乱もなく、初めての土曜日開催は無事終了しました。

次はいよいよ最終日のレポートです!