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写真で振り返る映像学部2017年度~前期セメスター編~

2018.01.30

2018118日で2017年度の授業が終了しました。

今回は映像学部の広報部隊として様々な授業に潜入し、撮影させていただいた写真を紹介し、今年度を振り返りたいと思います!!いや~、今年もおもしろい取材が盛りだくさんでした!!

写真で振り返る映像学部2017年度~前期セメスター編~

●インタラクティブ・プログラミング実習●

この写真は実はこのHPのトップにも使用させていただいている写真。真剣に実習に取り組んでいる様子がとてもよく撮れました!
この授業では、ゲームプログラミングに必要とされる基礎的な技能を実習形式で学びます。文系も理系も関係ありません。

●バーチャルリアリティ●

非常に「インスタ映え」しそうなこの授業風景。VRの原理を赤青メガネを使って学ぶという回にお邪魔しました。
この授業では、
VRの概念と人間の知覚メカニズム,バーチャル環境とVRシステムの構築,各要素技術,具体的な応用事例などに関して総合的に学びます。

●映像学入門演習●


2回生の全員が履修する「映像学入門演習」でのひとコマ。映像学部には、現在「映像文化」「映像マネジメント」「リニア映像」「インタラクティブ映像」の「4つの学びのゾーン」があり、この授業では自分がどのゾーンに軸足をおいて3回生以降専門性を高めていくかを考えていきます。授業の最後には自身の関心事に沿って発表をおこないました(写真は「映像マネジメント」ゾーンのポスターセッション【上】と「インタラクティブ映像」ゾーンの作品展示の様子)。

●映像制作実習Ⅰ●


映像学部の名物科目と言っても過言ではない「映像制作実習Ⅰ」での風景。この授業は映像制作に関する基礎的な知識と技術の習得を目的に、監督、シナリオ、撮影・照明、音響、編集での基本的表現とスタッフワークを学びます。写真は音響【上】とシナリオ【下】のひとコマ。音響は日本アカデミー賞最優秀録音賞受賞経歴がある松陰信彦先生、シナリオは現在も山村美紗原案の「狩矢父娘シリーズ」(テレビ朝日系:日曜ワイド)などの脚本を手掛ける谷慶子先生が担当。

●映像制作実習Ⅲ●

「とにかく実写映像制作手法をもっと学びたい!」という人が学ぶプロの現場さながらの授業がこの「映像制作実習Ⅲ」。課外でも映画やMV(ミュージックビデオ)などを制作している面々が多く受講しています。最終的に10分以内の映像を共同で制作していきます。撮影パートは、「遠山の金さん」「IZO」などで撮影を手掛けた経歴をもつ深沢伸行先生【右】と、「みんな!エスパーだよ!」「ソレダケ / that's it」などで撮影を手掛けている松本ヨシユキ先生が担当。

●プロデュース実習Ⅰ●

毎年「京都みなみ会館」を借り切って、オールナイト上映企画をプロデュースするこの授業。今年は京都出身の小説家森見登美彦氏の原作を映画化した作品を上映する企画を実施。立案から広報・運営まですべての工程をこの受講生が手掛けました。今年の3月で一時閉館となる「京都みなみ会館」。来年度の授業についてはまたこの「EIZO VOICE」でもお伝えしようと思っています!

●インタラクティブ映像制作実習●

ネット時代のゲーム制作における基礎的事項を総合的に体得するため、HTML5とCSS3、JavaScriptを用いた制作実習をおこなう授業。大半の講義は【理論PART】と【制作PART】の2部構成で進められ、ゲームデザインの基本を踏まえたプログラミング技術習得を目指します。この回では、「紙芝居」の制作を通じてアートワークの基礎を学びつつ、物語構成の基本を学びました

●映画史Ⅰ●

映画好きにはたまらない授業「映画史」。「映画史Ⅰ」では、日本の映画の歴史について、主要な作品や作家、ムーブメントの特徴に焦点をあてつつ、それらの経済面、政治面、法制度面、および社会文化面との関係について考察していきます。ⅡとⅢもあり、海外映画やドキュメンタリー映画などについても学んでいきます。

●コンテンツマーケティング論●

今年は映像学部10周年記念事業としてこの授業にはたくさんのゲスト講師の方々が来てくださいました。この回はNHKプロデューサーの屋敷陽太郎氏をお迎えしての特別講義でした。あの大人気大河ドラマ「真田丸」を手掛けた方で、時代劇ドラマで非常に重要なパートとなる「時代考証」の話は受講生も食い入るように聞いていました。


映像学部は少人数で、教員と学生との距離も近く、またバラエティに富んだ授業が展開されています。その雰囲気が少しでも伝わったでしょうか?

映像学部では講義系・実習系いずれの授業も多く開講しており、それぞれの科目は「4つの学びのゾーン」に分類されています。ゾーンは学生が自分の軸足として意識するものであり、コース制ではないのでどのゾーンに配置された科目を受講するかは自由です。

2019年度はカリキュラム改革をおこない、このゾーンについても見直しがおこなわれる予定です。

そんなこんなで、後編に続きます!!

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