映像学部1回生数名が、先日放送局見学を実施し、放送業界の仕事に触れる機会を持ちました！

今日はそのレポートが到着したのでEIZO　VOICEでピックアップしたいと思います。

『私はテレビが大好きです。是非、放送局の仕事現場を見てみたいです！』

全ては1回生の四方結希さんのこの言葉から始まりました。

映像学部では、映像業界の最先端で活躍している専門家と実務者たちをお招きし、学生作品への講評と各映像分野の現況と具体的な仕事の内容について講演していただく「ジャンキャリ」という一大イベントを毎年開催しています。「ジャンキャリ」では、映像業界の専門家・実務家の方々との触れ合いを通じて、学生の研究と作品制作のさらなる発展と具体的なキャリアビジョンの形成を目指しています。つまり、「ジャンキャリ」は映像学部生の現在の学びを振り返る場であり、未来を展望する非常に大事な機会であるということができます。

そんなジャンキャリにテレビ放送分野を代表して今年は朝日放送テレビ（株）様が参加していただいており、イベントのフィナーレとして開催される懇親会の席で、冒頭で紹介した会話が四方さんと朝日放送テレビ様との間であったのです。懇親会では、業界の方々と学生が食事を共にしながら、作品への感想と未来の仕事について忌憚の無い会話が交わされたりしますが、今回はこの会話をきっかけに朝日放送テレビ局の見学が決まりました。

11月30日、朝日放送テレビ佐藤裕和さんのご配慮のもと、四方さんをはじめ、放送と放送局の仕事に興味のある映像学部１回生と、ジャンキャリ担当宋先生が、大阪福島にある朝日放送テレビ本社を訪れ、放送の現場を見学しました。

朝日放送テレビ報道局佐藤部長の案内で、放送局の基本的な仕組みについて簡単に説明を聞いたあと、生放送直前のスタジオや、副調整室、映像の編集室などをみて回り、機材庫で現場取材用の最新ビデオカメラを直接使ってみることもできました。中でも生放送オンエアー中の副調整室の雰囲気は、見学に参加したみなさんに強い印象を残したようです。その後見学に参加した学生は、朝日放送テレビが制作する「探偵ナイトスクープ」の収録にも参加し、実際の番組制作の過程への理解を深めることができました（番組収録中は写真を撮ることができなかったので、写真はありません。しかし、今回参観した番組の放送は、1月11日、25日に放送される予定ですので、興味のある方は是非確認してください。隅っこで映像学部生がちらっと映るかもしれません。）

以下が参加者の感想です。
四方さんも言っているように、何ことも自ら行動することから機会が与えられるものだと思います。来年のジャンキャリでの新しい出会いが、今から楽しみですね。

★普通なら見ることができない番組制作の裏側や実際に使われている機材、美術を見て自分が今学んでいる内容がどのように将来の仕事につながっていくかが体験できました。
また、大学では感じることができないプロ現場の雰囲気や制作風景についても知ることができたので忘れられないとても良い経験になりました。
テレビ局のみなさん、お忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました。
鈴木さん

★テレビ局の裏側は生放送なども行っているので、常に緊張感がある現場だと感じました。実際に見た番組のセットや美術はテレビの画面を通して見るのとは違い、細かいところまで作り込まれて圧倒されました。また、スタッフの方々の無駄のない動きにとても感動しました。テレビ局、番組制作について多くのことを学んだ1日でした。
高村さん

★テレビの裏側を肌に直接感じることかでき感無量でした。こうやって普段自分が見ているテレビ番組が出来ているのだと思うと非常に興奮しました。自分の将来のビジョンを広げる貴重な体験になりました。
出野さん

★お忙しい中とても詳しく丁寧に案内して下さり、まさに私達が知りたい現場を教えて下さり、ありがとうございました。
誰一人欠けてはならない 秒単位以下の判断が必要な現場で 生き生きと働くプロの方々を見ることが出来たおかげで、私も学生の時にできる事を頑張ろうと言う気持ちが湧いています。
貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。
前田さん

★テレビを見ているだけでは決して見えない、現場を動かす人々の輝きを肌で感じることができました。ジャンキャリでお声をかけさせていただいた事がきっかけでこのような機会を作ることができたので、何事も行動すればするほど、自分の糧になっていくのだと感じさせられました。このような貴重な時間を取ってくださり、ありがとうございました。