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え、山本浩史先生が役者デビューですか!?~「映像制作実習Ⅰ」最終講義レポート~

2019.07.23

本日は統一補講日ですが、昨日春セメスターの授業が一旦は終了となりました。在学生の皆さん、本当に半年お疲れ様でした。・・・といっても、今日の統一レポートの締切が終わると次は定期試験がスタート。そして、スタッフとなっていただいている方(←ありがとうございます!!)については「立命館大学オープンキャンパス2019」がもうすぐそこまで迫っており、「夏休み」を実感できるまではまだまだしばらくありそうですね。

さて、昨日の春セメ最終講義日に映像学部でおこなわれた「映像制作実習Ⅰ」では、15週のフィナーレにふさわしく、今まで授業で得た知識や技術を確認しながら、「超短編映像」を2コマの授業内で制作し、上映会までおこなうという内容てんこ盛りな授業がおこなわれました。

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亀井伸幸先生が監督・シナリオ・演出等を担当し、撮影・照明・録音・スクリプトなど数名の受講生が割り当てられ、それぞれに指導教員がつき、限られた時間内で監督の指示どおりに撮影を終え、編集は主演(?)を兼任した山本浩史先生がおこなうという、先生方の大声が飛び交うとても活気ある授業となりました。

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担当を割り当てられた学生は皆、先生の指示一言一言を漏らすまいと真剣な表情。監督が状況を説明し、それに基づいて各パートがすぐに反応。カメラの位置、照明の位置、明るさの調整、マイクの位置、主演の立ち位置、入念な演技指導、細かい記録、カチンコのタイミング・・・などなど数分の映像、数秒のカットにこれでもかと確認項目があり、本番は緊張感に包まれます。先生方は皆、映像業界での実務経験があり、中には現在も現場で制作に携わっている方もいらっしゃいます。

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主演を務めた山本・カルロス・浩史(役名です)こと山本先生の迫真の演技は見事なものでした。

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この超短編映像は非公開となっており、ここでお見せすることは残念ながらできませんが、とてもあの短時間で完成させたとは思えないクオリティーで驚きました。本当にお疲れ様でした。

最終授業にこのような模擬制作がおこなわれた背景には、「映像制作実習Ⅱ」の受講登録が2019年度カリキュラムから選択制となったことが挙げられます。元々履修指定科目であり、自ら受講登録する必要がなかった科目が、どの回生でも自由に登録できるようになりましたが、反面、その授業の重要性に高回生になってから気付くと様々な制作場面で困ることを懸念し、このような授業を通じて映画制作のエッセンスを少しでも味わってもらい、早期履修につなげようという狙いもあったようです。

受講した皆さん、「映像制作実習Ⅱ」も是非受講して映画づくりの基本を修得してください。

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