EIZOVOICE

映像学部の授業を知りたい! vol.13

2023.07.19

vol.13 「遊戯史概論」

映像学部ってどんな授業をしているのだろう?という声を耳にします。

この企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。

「映像学部のことを知りたい!」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。

※授業は2023年度開講のカリキュラムです。2024年度は科目名称等が変更になる場合があります。


*****第13回『遊戯史概論』*****
第13回は『遊戯史概論』の授業の紹介です。

授業担当の竹田章作先生に授業について聞いてみました!
cias/db20230706

Q.遊戯史概論はどんな授業ですか?
「ビデオゲーム」の登場は世界中の人々の遊びに対する考え方、見方に大きな影響を与えています。しかも日本で開発された「ビデオゲーム機」や「ビデオゲームソフト」が世界中の人々の支持を受けているという日本の遊びの歴史を俯瞰したとき、今までに例を見ない状況が「ビデオゲーム」の登場で実現したことに気づきます。このビデオゲームのもつグローバル性は「遊び」が持つ特徴のひとつですが、なぜ「日本がビデオゲームの世界的普及に一役を担う事ができたのか?」を改めて問われると、まだまだ明らかになっていない要因が多く含まれているように思います。本講義では「遊戯史概論」と題して、この疑問を「世界の遊戯の歴史を紐解く」ことで明らかにしようと試みています。また人類が工夫してきた様々なおもちゃや遊びに関する理解を深めると共に、ビデオゲームを含む遊具や遊びの研究に資する事を目標とします。

Q.この授業の特徴を教えてください!
「遊戯史概論」は「遊び」と「おもちゃ」の歴史を紐解こうとする授業ですが、今までに習った教科書の歴史を「遊び」や「おもちゃ」を通してみた時、新たな歴史観が見えてくるはずです。この授業ではそうしたサブカルチャーの歴史を辿ることで、人類の遊びの文化をその時代と共に俯瞰していきます。そして人類の歴史が「遊び」の歴史であるということを実感するでしょう。

cias/db20230706-1

それでは受講生の声を聞いてみましょう!
回は、1名の学生が回答してくれました!!

★なぜこの授業を受講しようと思いましたか?
映像学部で学べる5つのゾーンのうち、ゲーム・エンターテインメントゾーンの授業ということで、1回生のうちから幅広いゾーンに触れてみようと思いました。私自身ゲームが好きだったので、遊びやゲームがどうやって普及していったのか興味があったため受講しました。

★この授業を受講して、どのような魅力を感じましたか?
授業を受けてみると、遊びの歴史が農業革命と関係していたり、人々の労働が今の遊びにつながっていたり、授業を受けるまでは全く関係がないと思っていたことも遊戯史と深くかかわりがあるということに気づくことができました!!

★この授業で学んでいることを今後どのようにいかしたいですか?
遊戯史を学び、流行する遊びやゲームが各時代の情勢であったり、各地域での宗教観と関わっていたりすることを知り、現在の時代に置き換えて、沢山の人に親しまれる遊びやゲームの在り方を考えていきたいです!

★最後に・・・
映像に関わる幅広い学問を基礎から学ぶことができるのが一番の魅力だと思います。映像に関する様々な授業を受けて、自分に合ったゾーンを選べるのが映像学部にしかない特徴だと思います。機材を使った撮影の実習からプログラミングやマネジメントまで学ぶことができるので、少しでも映像の世界に興味があったら映像学部での学びを楽しむことができると思います!!!
今回は、1名の受講生に回答いただきました。皆さんの一助となれば幸いです。

*****

第13回は『遊戯史概論』でした!
遊戯史概論は映像学部の5つのゾーンのうち「ゲーム・エンターテインメントゾーン」に属する科目です。


「映像学部ってどんなことしているの?」という疑問が解消できていたらとても嬉しく思います。

★2023年度オープンキャンパスの日程のご案内★
8月5日(土)・8月6日(日)です。
詳細は、立命館大学入試情報サイト をご覧ください。
映像学部の企画については、EIZOVOICEを含め、
映像学部の公式ツイッター@rits_eizo でも情報をお伝えします!!

一覧へ