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映像学部 奨学生インタビュー 第2回~+R学部奨学生編~

2023.11.21

2023年春学期に行われた、奨学金給付証書授与式にて授与された奨学生へのインタビューを行いました!!!

春学期奨学金給付証書授与式の様子はこちら

今回は、「+R学部奨学生」にインタビューを行いました。
前回の記事はこちら

+R学部奨学金の目的・・・各学部の学士の学位を得るための教育課程において良好な成績をおさめ、所属する学部の教学的取組みにおいて優れた成果をあげたと認められる学生を励ますことにより、学業の奨励および有為な人材の育成に資することを目的としています。

優秀な成績をおさめた奨学生の皆さんが、どのような取り組みを行ったのか、取組に生きた授業を聞いてみましょう!!

※なお取組に生きた授業は、2023年度春学期までに開講された授業です。2024年度以降の開講科目と異なる場合があります。

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+R学部奨学生 室井克仁さん(4回生*)*奨学金授与時の回生
cias/db20231019-3

+R奨学金に申請した取り組みはどのような取り組みですか?

大きく分けて研究活動、ゼミでの活動、その年度に行った制作活動の3つの取り組みをアピールしました。 研究活動では、Laval VirtualSIGGRAPH Asiaといった国際学会からエンタテインメントコンピューティング、日本集中治療医学会などの国内学会でのデモ発表や論文執筆をした点をアピールしました。
また、ゼミでの活動としては、Mixed Realityを用いた三次元空間における屈折シミュレーションを行える教育コンテンツの作成、超音波スピーカを用いた超音波浮揚装置の自作並びに展示発表を行った点、制作活動では、「特殊講義びわ湖ホール連携講座」における「シンデレラ」での映像美術の作成、学園祭で行ったSILENT DISCOの企画・運営などを行ったことをアピールしました。

映像学部の授業で特に取組に生きた授業を教えてください!

大島登志一教授の授業「バーチャルリアリティ」は自身の活動の根幹を支える授業だったと感じます。VR・MR・ARを初めとし、コンピュータグラフィックス、ヒューマンコンピュータインタフェース、視・聴・触覚提示を研究するにあたり、授業で教わった基礎知識は研究の土台となり、それらの知識を用いて現在も研究を行っています。
また、私が受講した年はコロナの影響のためすべてオンデマンド授業でしたが、授業時間に、前の週に出題されていた文献を調べ簡易的なレポートを作成するというオプション課題をライブ形式の授業内で発表する場が設けられており、そこに毎週参加していました。そのおかげで文献を調べ、人前で発表することになれ、研究での調査や学会での発表の際に大いに役立っています。

今頑張っていることや力を入れていることを教えてください!
まずは、きちんと卒業できるよう卒業研究に力を入れています(笑)。しかし、卒業研究が学内で発表しただけで終わってしまわないように、国内・国外の学会で発表できるように準備を進めています。また、卒業後は大学院へ進学するので、進学後の研究テーマを模索するため興味のあるテーマについての論文を読み、現在どの程度までその分野の研究が進んでいるかのトレンドを把握し、先行研究と自分が作りたい世界の間で何が研究になるのか、何を研究したら楽しいのかを模索してます。

最後に・・・映像学部を目指している高校生へメッセージをお願いします!!
自分の好きなものを作り続けよう!隣のやつの声なんか気にするな!

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室井さんありがとうございました!次回は、西園寺記念奨学生の時田さんにインタビューを行います!!おたのしみに・・・

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