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映像学部 奨学生インタビュー 第4回~西園寺記念奨学生編~

2023.12.18

2023年春学期に行われた、奨学金給付証書授与式にて授与された奨学生へのインタビューを行いました!!!

春学期奨学金給付証書授与式の様子はこちら

今回は、「西園寺記念奨学生」にインタビューを行いました。
前回の記事はこちら

西園寺記念奨学金の目的・・・学士の学位を得るための教育課程において優秀な成績をおさめ、本大学における学びと成長の模範となる学生を励ますことを目的としています。

優秀な成績をおさめた奨学生の皆さんが、普段どのようなことを意識して授業を受講しているのか、
大学生がどのような授業を受講しているのか、たくさん聞いてみましょう!!!

※なお印象に残っている授業は、2023年度春学期までに開講された授業です。2024年度以降の開講科目と異なる場合があります。

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西園寺記念奨学生 昌山莉子さん(4回生*)*奨学金授与時の回生
cias/db20231128

授業を受講するにあたって、意識していることは何ですか?

授業の内容と自分自身の経験を紐付けて考えるように意識しています。自身が最近見た映像や有名な作品等、具体的な事柄に結び付けて授業の内容を考えてみると、より興味を持って授業に参加できると考えているためです。また、授業内で紹介されて気になった映像は、授業外でもなるべく見てみるようにしています。授業で解説された内容を踏まえて映像を鑑賞すると新たな気付きを得ることができるからです。授業で話を聞いて終わりにするのではなく授業外のところにもその学びを広げていくことで、知識や技術がより身につくと思います。以上のことを意識して授業を受講するようになってから、鑑賞する作品の幅も広がり新たな世界をたくさん知ることができました。


映像学部の授業で印象に残っている授業を教えてください!


映像学部の特殊講義である『びわ湖ホール舞台技術研修』が特に印象に残っています。この授業では、プロの舞台技術スタッフの方々や他大学の学生の方々と一緒にミュージカル公演に携わることができます。私はこの授業で、舞台映像美術の制作と公演のアーカイブ映像の撮影に挑戦しました。学外へ飛び出て様々な人たちと関わりながら舞台を創り上げるという経験は、自分にとって良い刺激となりました。公演当日は客席の後ろからアーカイブ映像の撮影をしていたのですが、自分が制作に関わった映像が舞台の一部になっているところを見てとても感動しました。公演を見に来てくださった方々の反応をこの目で見ることができたことも嬉しかったです。


今頑張っていることや力を入れていることを教えてください。

現在は卒業研究であるドキュメンタリー作品の制作を頑張っています。私は聾唖者と聴者のコミュニケーションについて研究しています。自分自身も手話の学習をしながら、取材・撮影を進めています。今までに授業や課外活動で映画制作に携わった経験はあるのですが、撮影や編集の経験が少ないため、試行錯誤しながら作品を制作しています。基本的に一人で取材・撮影・編集を行っているため大変なことも多々ありますが、この作品が大学生活で学んできたことの集大成になればよいなと思っています。見てくださった方の心を少しでも動かすことのできる作品にしたいと考えているので、引き続き真摯に作品制作に取り組んでいきたいです。

映像学部を目指している皆さんへのメッセージをいただきました!

「自分の手で作品を作ってみたい」、「映像についてとことん研究してみたい」、そんな想いを実現できる場所が映像学部だと思います。映像学部にはやってみたいことにチャレンジできるチャンスがたくさんあります。また、同じような想いを抱えて映像に向き合う仲間が周りにたくさんいるという点も、この学部のよいところの1つです。私はこの学部に入学して周りから多くの刺激を受けました。そしてその刺激が自分自身を成長させてくれたと感じています。そういった刺激の中で作品制作や研究にチャレンジしてみたいという方には最適な環境が整っていると思います。今特別な知識や技術がなかったとしても「やってみたい」という気持ちさえあれば誰でも活躍できる学部だと思うので、少しでもこの学部に興味がある方は臆せずチャレンジしてみてください!

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昌山さんありがとうございました!

次回もお楽しみに・・・!

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