「これからのキャリアを考える」開催報告
2019年11月16日(土)「これからのキャリアを考える
~発達障害やコミュニケーションに困り感のある学生を中心に~」を
OICキャンパスで開催しました。
コミュニケーションやソーシャルスキルに悩みを持つ学生は増加傾向にあり、
就労に関しても不安や疑問が多くあるのが現状です。
そのため、当事者やその周りにいる人が
これからのキャリアを考える上で役立つよう、
様々な立場の方にお話しいただきました。
まず、「特例子会社」「一般企業」の立場から、
障害のある方の職場環境や仕事内容について詳しくご紹介いただきました。
障害者トイレや広い通路などバリアフリーな環境を整えていること、
テレワークという働き方があることなど、
企業内での合理的配慮例を知ることができました。
次に立命館大学の支援を利用した卒業生より、
大学時代のことや過去・現在の仕事内容について体験談を発表してもらいました。
業務を円滑に進めるためにしている工夫や、会社で受けているサポートなど、
これから働くことを考えている学生にとって参考になったと思います。
最後に、企業様・卒業生・キャリアセンター職員が登壇し、
参加者の皆様からいただいた質問を元にパネルディスカッションを行いました。
「親御さんとのやり取りをどうしているか」、
「発達障害の方に関する理解啓発をどのようにされているか」などについて、
意見交換をしました。
今回、参加者の方にたくさんの質問をいただきましたが、
時間の都合ですべての質問を取り上げることができませんでした。
ここでお答えできなかったことは、
必ずまた別の機会に生かしていきたいと思います。
この会を登壇者の方とともに盛り上げてくれたのは、
ファシリテーショングラフィックの存在です。
会の内容をわかりやすく文字と絵でまとめていただきました。
当日は土曜日にもかかわらず、たくさんの方にご来場いただきました。
本当にどうもありがとうございました。