2020.12.10

(報告)新規サポートスタッフ説明会+テキスト校正のサポート説明会を開催しました

秋学期から、一部対面授業も再開し、新型コロナウィルスの感染予防を徹底した上で、サポート活動を再開しました。といっても、活動自体は在宅で作業を行う、『テキスト校正』を行っています。

 

『テキスト校正』とは、視覚障害学生が本などの書物を音声化して読む、拡大して読む、点字にして読むために、必要なツールであるテキストデータに行う作業を言います。

単純に紙資料をスキャンしてテキストデータに代えても、OCRの文字の誤認識がありスムーズに読むことができません。このOCRの文字の誤認識を修正するために、目を使って誤認識を修正する作業が必要となります。

 

2020年11月11日(水)5限目に5名、12月9日(水)4限目に2名が参加し、対面およびZOOMを使って、サポート活動の説明+テキスト校正の講座を行いました。

 

講座だけではイメージがつかみにくいところもありますが、今後、作業を繰り返し行うことで、正確にかつすぐに、視覚障害学生の手元に届くことにつながります。

 

今回はサポートを利用する視覚障害学生と交流する時間はありませんでしたが、今後、機会をつくり、ZOOM等を使ってサポートスタッフと視覚障害学生との交流の場を企画できればと思います。

 

最後に障害学生支援室では随時サポートスタッフ(学生)を募集しています。ぜひお問合せください。

テキスト講座