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2016障害学生支援室前期全体交流会を行いました!

2016年7月31日(日)、障害学生支援室の全体交流会が朱雀キャンパスにて行われました。

 

この全体交流会は、障害学生支援室に関わる障害学生やサポートスタッフの交流と、障害学生支援について理解を深めることを目的としています。

今回は、衣笠22名、BKC7名、OIC3名、合計32名の学生が参加し、賑やかな会となりました。

 

交流会第1部では、まずアイスブレイクとして「共通点探し」と「ジェスチャーゲーム」からスタートしました。「共通点探し」では、班に分かれて全員一致の共通点を探します。初対面の人が多い中、相手との共通点を見つけることで徐々に打ち解けていきます。


(上:共通点探しの様子)


「ジェスチャーゲーム」は、「弱視めがね(ゴーグルや実験用メガネにサランラップを巻いて作りました)」を使った弱視体験ゲームで、目が見えにくい状態でジェスチャーを見てお題を当てました。相手の目が見えにくいからこそ、ジェスチャーする方も大きく身振り手振りをしなければならず、ゲームは大盛り上がり!!



(上:ジェスチャーゲームの様子)


ジェスチャーゲームの後は、前期の活動報告です。

PCテイク講座、ノートテイク講座の講師を務めている学生から報告があり、どちらの講座も、普段サポートをしている学生のスキルアップを目指した内容であり、工夫を凝らした講座運営の様子がうかがえました。また、この前期より新企画「手話café」を支援室で開催している手話サークル「歩む会」の学生から、活動報告をしてもらいました。後期からも引き続き講座を実施していきますので、たくさんの方に参加していただきたいです!


サポートを受けている障害学生2名からも、今年度よりセルフコーディネートを始め、自分たちでサポートのシフト組みやチームミーティングを実施し、忙しい中でも自主的に取り組んできたことが話されました。



(上:PCテイク講座に関する報告の様子)


後半の第2部は、グループワークです。今回は「ユニバーサル・シチュエーション~日常生活の中の不便なものを取り除くには?~」をテーマに行いました。視覚障害者・聴覚障害者の立場における色んな状況下での困りごとを参加者みんなで考え、障害に対する理解を深めながら、その障害が持つ不便さを取り除くきっかけになることを目指した企画です。


視覚障害の中でも「弱視」とはどういった見え方なのか、また聴覚障害の「人工内耳」ではどういった聞こえ方なのか、障害学生本人から自分自身の事について話してもらいました。『グループワークで弱視・人工内耳についての知識を得ることが出来て良かったです。今後、障害者の方で困っている人がいたら、積極的に助けてあげたいと思った。』などの感想がありました。この交流会で学んだことが学内だけにとどまらず、社会において周りの人を助けるきっかけとなれば嬉しいです。



(上:グループワークの様子) 


最後に、この全体交流会は障害学生支援室に関わりのある6名のメンバーが、テスト前の忙しい時間を削りながら頑張って準備してくれました。本当にありがとうございました!!

後期も楽しみにしています☆



(上:全体集合写真)