ニュース・イベント告知
2017障害学生支援室後期全体交流会を開催しました!
2018年2月1日(木)、毎年この時期恒例になりつつある、全体交流会を
朱雀キャンパスで開催しました。
今回は、障害のある学生やサポートスタッフなど、3キャンパスの学生
(衣笠19名、BKC6名、OIC2名)27名が参加してくれました。
キャンパスが分かれていることもあり、普段顔を合わせる機会の少ない学生たち。
初対面でもコミュニケーションを取りやすい雰囲気を作るため、アイスブレイク
からスタートしました。
アイスブレイクは2つのゲームを実施。
まずは班に分かれて「積み木自己紹介」をしました。
これは「先に自己紹介した人たちの紹介+自分の自己紹介する」というものです。
先に自己紹介をした人が5人いれば、5人分の紹介をしてから、自己紹介・・・
となると、真剣に同じ班の人の自己紹介を覚えますね(笑)。
(上:積み木自己紹介の説明)
2つめのアイスブレイクは「弱視体験箸掴みゲーム」です。
このゲームは、視覚障害疑似体験することも目的に入れました。
メガネは、企画学生が工夫しながら手作りしてくれた力作です。
ルールは、「見えづらいメガネ」をした状態で目の前の小さなお菓子を箸で掴み、
より多くのお菓子を対戦相手の箱に入れられた班の勝ち。
メガネをかけた学生は、お菓子を掴むことに必死!
ゲームはとても盛り上がり、優勝班には景品が渡されました。
(上:弱視体験箸掴みゲーム)
アイスブレイクの後は、成果報告です。
聴覚障害学生支援をしている学びのコミュニティ助成金団体「つながる」が、
活動報告をしてくれました。
この後期は、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク主催の実践事例
コンテスト(@札幌学院大学)への出展、勉強会の実施、全国の聾学校への
訪問など盛りだくさんの活動をしてきました。
大学生が企画して、聾学校の生徒を招くミニ・オープンキャンパスは全国でも
新しい試みであり、聾学校の先生方の間でも話題になっているようです。
もしかしたら今後、ミニ・オープンキャンパスに参加した生徒が立命館大学に
入学してくるかもしれないですね。
(上:「つながる」活動報告)
次は、サポート利用報告です。
報告者の中でも卒業予定の2人は、4年間の振り返りをしてくれました。
一年目は支援室が中心にサポートをしていましたが、二年目は学生コーディ
ネーターがサポートを取りまとめるようになり、三年目以降は、シフトや
ミーティングの日程調整、レジュメ作成などもすべて自分で行うように
なったとのこと。
4年間で、主体的に支援を活用する力が身についたことがよくわかりました。
(上:4年間のサポート振返り)
最後はメイン企画、「卒業生を送る会」です。
今回の卒業生(残念ながら参加できなかった卒業生も含め)は、サポート活動や
障害学生支援室での企画を盛り上げてくれた学生ばかり。
まずは、卒業生への表彰状贈呈です。
在学生・職員からは、今までの活動に対する感謝の気持ちを伝えました。
卒業生からは学生時代の活動を振返った後に、一言メッセージをもらいました。
「もっと積極的に自分から動こう!」という卒業生からのメッセージに、
(自分も何かやってみようかな)と心動かされた参加者も多かったのでは
ないでしょうか。
(上:卒業生に表彰状授与)
今回、この交流会を企画運営してくださった皆さん、成果報告発表、情報保障の
サポートをしてくださった皆さん、どうもありがとうございました!
来年度以降も、みんなで交流できる機会を作っていきましょう。
(上:全体集合写真)
卒業される皆さん、今後も支援室の活動を見守っていてくださいね。