団体プロフィール

「水中の格闘技」とよばれる水球。泳ぐスピードの速さと攻防の激しさは見る者を魅了する。立命館大学水泳部水球部門は関西屈指の強豪チーム。今年の関西学生リーグ戦では11戦全勝を果たし、11年連続の優勝を飾った。選手8人とマネージャー3人が所属(2016年7月現在)。学内にプールはなく、近隣のプールを転々と移りながら学生だけで練習に励み、厳しい練習環境のなかでも技と精神を磨き上げいる。

コメント

竹内 祥太 さん

水球の魅力 水球の魅力

たくさんの球技の中でも水中で行うのは水球しかありません。水中という動きにくい環境のなか、俊敏な動きで良いパスがまわったり、豪快なシュートが決まるととても嬉しく、水球の楽しさでもあります。また、チームでの攻撃や戦術を考えたりすることもおもしろさのひとつです。水球は相手選手より小さくて体格差があっても勝つことができるので、そのような点でもみなさんに楽しんでほしいです。

大木淳平さん(スポーツ健康科学部4回生)

大木 淳平 さん

チームの特徴 チームの特徴

私たちのチームは少人数ですが、わきあいあいとした雰囲気で練習をしています。試合ではどの選手も最後まで得点を狙いにいくほど真剣です。またチームの軸となっているキーパーが、ディフェンスの時にしっかり声をだすなど、チーム全体で士気を高めて臨んでいます。新入部員の勧誘は、私たち学生が自ら高校を訪問して選手を集めるなど、学生が主体となって活動に取組んでいます。

竹内祥太さん(情報理工学部4回生)

競技のルール

人数

試合にはキーパー1人を含む7人が出場し、控え選手は6人まで登録できる。対戦する2チームは青色と白色の帽子にわかれ、ゴールキーパーは赤の帽子をかぶる。

コート

水球は、縦30m、横20m、水深2m以上のコート。
フィールド内のラインは、ゴールライン、ハーフライン、オフサイドライン、ペナルティラインがある。

得点

1試合、8分×4クォーター制。クォーター最初の攻撃権はハーフラインに落とされたボールを先に取った方に与えられる。攻撃権を獲得(ボールを取る/奪う)した時から、30秒以内でシュートまで持ち込まなければならない。ボールを相手ゴールに投げ入れることで1得点が入り、4クォーター終了時に総合得点が多いチームの勝ち。

反則

オーディナリーファール:軽い反則
  • 相手に攻撃された時などに、ボールを水中に沈める。
  • 攻撃権を獲得してから30秒以内にシュートをしない。
  • 両手が同時にボールに触れる。
  • ボールを持っていない相手の手足が不自由になるような妨害をする。
  • 相手の上を泳いだり、相手を押したりする。

ファールされた側のチームが自由に味方にパスをまわしたり、 相手ゴールより5m以上離れている場合なら、 直接シュートすることもできる「フリースロー権」が与えられます。

パーソナルファール:重い反則
  • ボールも持っていない相手に対して沈めたり、引っ張って引き戻したりする。
  • 競技中の選手がプールから出る。
  • ゴールラインに触れる。

ファールを犯すと「退水」に。20秒間または退水者側のチームに攻撃権が移るまで退水ゾーンで待機、もしくは相手チームが得点した時までは退水ゾーンで待機する。同じ選手が3回「退水」すると「永久退水」。

ペナルティファール
  • 退水中の選手が競技を妨害する。
  • 得点になりそうなプレイを妨害する。

ペナルティファールを犯された競技者側のチームに、相手ゴールから5m離れた場所で、相手競技者から妨害を受けずにフェイントなしでシュートができる「ペナルティスロー」が与えられる。

オフショット集