アイスホッケー部

PROFILE

PROFILE

立命館大学アイスホッケー部は、1953年創部の伝統あるチーム。関西2位という確固たるポジションを獲得しているが、そこに甘んじることなく「関西で絶対王者の関西大学に勝つ」と「インカレベスト8奪還」を目標に、日々、滋賀県立アイスアリーナで練習に励んでいる。
スピード感のある攻守や激しいぶつかり合いが魅力の氷上の格闘技、アイスホッケーに青春を賭ける選手たちは熱い闘いを繰り広げている。

MEMBERS

小菅 凌さん

主将小菅 凌さん
(スポーツ健康科学部4回生)
DF

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主将小菅 凌さん(スポーツ健康科学部4回生)DF

「当たり負けしない自分のビックヒット(大きく衝突し相手を防御するプレー)を見てほしいです」という小菅さん。激しい衝突がホッケーの魅力というように、小菅さんのプレースタイルも、当たり負けしないディフェンスが魅力。
父の影響で5歳からアイスホッケーを始め、小・中・高の最上級生のときにはいつも副主将を務めてきたという。4回生になりホッケー人生で初の主将になった小菅さんは、チームの特徴をこう語る。「学生主体のチームで言いたいことを言い合える関係が立命館のいいところ。自分も厳しいことはハッキリ言いますが、楽しむときは思いっきり楽しむという雰囲気づくりを心がけています。大学での試合も残りわずか。限られた試合で大学アイスホッケーを盛り上げるプレーをしたいです」。相手チームを脅かす小菅さんのビックヒットが、観客を沸かせてくれるだろう。

中田 翔洋さん
(経済学部1回生)
ウイングFW

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中田 翔洋さん

中田 翔洋さん(経済学部1回生)ウイングFW

5歳から始めたアイスホッケーを通じて、また高校3年間の寮生活を経験し、チームワークの大切さを学んだという中田さんは、1回生ながらもチームの勝利に貢献している。「回生に関係なく、意見が言えるところが立命館の魅力です。アイスホッケーはチームプレーなので、一人で頑張っても勝てません。風通しがいい雰囲気は、チームのために勝ちたいという気持ちになり、もちろんその思いはプレーにも表れます」と語るように、回生関係なく積極的にプレーできる環境が立命館にはあるという。
スピードを武器に活躍している中田さんは、得点に絡んだときは最高に気持ちがいいという。「これからも積極的に攻めて、得点に絡んでいきたい。そして、チーム全員が『立命館でホッケーができて良かった』と思えるように、常に全力を尽くします」。自慢のスピードを披露して、立命館のポイントゲッターとして関西№1を目指す。

FACEOFF

FACEOFF

試合開始は
「フェイスオフ」

試合開始は「フェイスオフ」

スティックを用いて硬質ゴムでできた扁平な円柱状のパックを打ち合い、得点を競う氷上スポーツ。試合の開始時と反則などで試合が中断された後、再開時にフェイスオフは行われる。両チームの選手一人ずつの中間に審判がパックを投入する。
試合は20分のピリオドを3回行い、各ピリオドの間には休憩時間として15分のインターミッションがある。同点の場合は5分間のサドンビクトリー方式(先に得点したチームが勝ち)による延長戦になる。それでも勝敗がつかない場合は、ゲームウィニングショット戦(ペナルティーショット戦)で勝敗を決する。

TEAM

TEAM

メンバーは?

メンバーは?

日本リーグでは1チーム22人までベンチ入りできる。そのうちリンクで戦うのは6人。ゴールキーパー1人、ディフェンス(守備)2人、フォワード(攻撃)3人。アイスホッケーは体力消耗が激しいので選手の交代は自由。
キャプテンはチームに1人、Cマークをつけている。審判に質問や抗議ができるのはこの人だけ。副キャプテンはAマーク。キーパーが兼任することは不可。

RULES

RULES

主な反則や
ペナルティは?

主な反則やペナルティは?

■フッキング
スティックを使い相手を引っかける、または引っかけようとした場合
■トリッピング
相手の足にスティックのブレードもしくは足を引っ掛けた場合
■ホールディング
相手を腕や体、スティックなどで抱え込んだ場合
■エルボーイング
ひじを使って相手にボディチェックを行った場合
■インターフェアランス
パックを扱っていない選手やゴールクリーズ内にいるゴールキーパーに妨害行為を行った場合
■スラッシング
スティックで相手のスティック、または体を叩いた場合
■ロスチェッキング
スティックで相手にボディチェックした場合

反則を犯した選手やチームには反則の重さに準じて、以下の時間リンクから退場させられるなどのペナルティが適用される。複数の反則が同時に起きた場合、一人の選手に複数のペナルティ、両チームにペナルティを課すこともある。

ペナルティ

  • マイナーペナルティ

    退場時間:2分間

    プレーヤー本人が退場、ペナルティボックスに入る。ただし相手に得点された時点でペナルティは解除。
    (ほとんどのペナルティがこれにあたる)

  • ベンチマイナーペナルティ

    退場時間:2分間

    チームで指定したプレーヤーが退場、ペナルティボックスに入る。ただし相手に得点された時点でペナルティは解除。

  • メジャーペナルティ

    退場時間:5分間

    プレーヤー本人が退場、ペナルティボックスに入る。相手に得点されてもペナルティは解除されない。
    (相手の選手に怪我をさせた場合など)

  • ミスコンダクトペナルティ

    退場時間:10分間

    プレーヤー本人が退場しペナルティボックスに入る。ただしこの反則は選手個人に課せられるため、代わりのプレーヤーを投入できる。
    (重大な反則を犯した場合や乱闘に参加した場合など)

  • ゲームミスコンダクトペナルティ

    退場時間:試合の残り時間全て

    プレーヤー本人がベンチからも退場。ただしこの反則は選手個人に課せられるため代わりのプレーヤーを5分経過後に投入できる。反則を犯したプレーヤーは、処分が決定するまで以後の試合は出場停止となる。
    (重大な反則を犯した場合や乱闘の最初の当事者など)