正課・課外活動
02.13
正課2024
「松花堂昭乗から寛永文化を知る」調査研修
2024年1月に太田研究室3回生で吉兆松花堂店と松花堂庭園に伺いました。
現在、日本料理の盛り付けの定番化している「松花堂弁当」はもともと 農家が種入れとして使っていた器をヒントにこの形の器を作り絵具箱や煙草盆として使用していたもの「みたて」思想の萌芽であるかもしれません。
数百年後、吉兆の創業者湯木貞一が茶懐石の弁当として好評を得て現在の正方形4分割の食美学の象徴ともいえる形式が完成しました。小堀遠州、松花堂昭乗を中心としたサロン文化を松花堂庭園や彼らの空中茶室の実地学習を行いました。
現在の食空間を知るための知見を得るため当研究室における重要な研修として位置付けています。