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12.02

EVENT

2017

国際シンポジウム「世界の食研究と高等教育」が開催されました

12月2日(土)、びわこ・くさつキャンパス ローム記念館にて、国際食文化研究センター主催による国際シンポジウム「世界の食研究と高等教育」が開催されました。このシンポジウムは、経済産業省産学連携サービス経営人材育成事業の一環としたものです。

第一部では、イタリア食科学大学学長代理のニコラ・ペルッロ氏が「食、その多角性と教育について:ガストロノミーにおける知覚体験の役割」として、また、コーネル大学農学生命科学部教授のウェンディ・ウォルフォード氏より「食の未来:学際的研究の新しい方向」をテーマとした基調講演が行われました。

第二部では、日本国内の食関連分野における高等教育の事例紹介として、宮城大学食産業学群長の西川正純教授、立命館大学食マネジメント学部着任予定の井澤裕司教授、京都府立大学和食文化研究センターの宗田好史教授より、各大学における取り組みについて報告がありました。

第三部では、これらの事例報告に対するコメントを中心に総合討論が行われ、MIHO MUSEUM館長で立命館大学経済学部客員教授の熊倉功夫氏の司会により、日本フードサービス協会常務理事の福田久雄氏、同志社大学大学院総合政策科学研究科教授の新川達郎氏、国分ビジネスサポート株式会社SPソリューション事業部長の田村吉秀氏から活発な議論が行われました。

会場には、全国の大学関係者をはじめとして、行政関係、ビジネス関係、各種団体など200名の来場があり、盛況のうちに終えることができました。

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