香川県丸亀市の現地調査とピンチョス試作会を実施

香川県丸亀市は、美食都市として有名なスペイン・バスク地方のサンセバスティアン市と1990年から姉妹都市を結んでいます。これまでは教育やスポーツ・文化による交流を続けてきましたが、近年、チャコリやピンチョスなどの食文化を取り入れたイベントによる観光振興に取り組んでいます。

　今年度のガストロノミックスタディプロジェクトⅡ（GSPⅡ）では、昨年度と同様、まちおこし団体のWillMs丸亀、丸亀市観光協会、丸亀市と連携し、9月に計画されている丸亀城イベントの開催に合わせて「まるがめピンチョス」等の食資源を作り、広めていく企画に参画しています。

　現地調査が実施できるまでの間、Zoomを使って取組みの現状や課題などのお話をお聞きし、準備を進めてきました。6月27日（日）にようやく現地を訪問し、地域商社OIKAZEや飲食店、JA香川の産直施設、地元農家の畑などで、より詳細なヒアリング調査を実施しました。

　それらの結果を踏まえ、7月2日（金）にはBKCの調理学実習室で、9月のイベント時に提供する「まるがめピンチョス」を数種類試作し、学生同士で改善点などの意見交換を行いました。

　コロナ禍ではありますが、デジタルとリアルの両方で地域の方から情報を収集し、食を活かした観光まちづくりの検討を行っています。これらの活動は、昨年度開設したブログでも学生たちが自らの言葉で紹介していく予定です。

「おいでんよ丸亀 by 立命館大学食マネジメント学部　GSPⅡ」