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2017.09.19

2017/09/13 本研究科博士課程前期課程2回生 生友明穂さんの研究論文の「European Journal of Sports Science」への掲載が決定しました。


 スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生 生友明穂さんがスポーツ健康科学部教授 後藤一成先生、博士課程後期課程2回生笠井信一さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)と共同で取り組まれた研究論文の「European Journal of Sports Science」への掲載が決定しました。この論文は、間欠的な全力ペダリング時のセット間に比較的長い休息を挟むことで、従来の方法に比較してより一層のトレーニング効果が生じることを報告したものです。

 

Ikutomo A, Kasai N, Goto K. Impact of Inserted Long Rest Periods during Repeated Sprint Exercise on Performance Adaptation. Eur J Sports Sci, 2017 (In press)


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2017.09.15

2017/09/11 本学部・後藤一成教授の研究の「Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism」への掲載が決定しました。


 スポーツ健康科学部・後藤一成教授が同研究科・笠井信一さん(博士課程後期課程2回生、日本学術振興会・特別研究員DC2)、小島千尋さん(博士課程後期課程2回生、日本学術振興会・特別研究員DC2)、石橋彩さん(博士課程後期課程3回生)と共同で取り組まれた研究内容の「Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism」への掲載が決定しました。

 

 この研究は、間欠的な全力ペダリング運動に対するヘプシジン(鉄代謝を抑制するホルモン)の分泌動態を、通常酸素環境下と低酸素環境下で比較したものです。

 

Kazushige Goto, Nobukazu Kasai, Chihiro Kojima, Aya Ishibashi

Post-exercise serum hepcidin response to repeated sprint exercise under normoxic and hypoxic conditions. Appl Physiol Nutr Metab, 2017 (ahead of print)


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2017.09.11

2017/8/18-20日本スポーツ栄養学会第4回大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程修了生、佐藤 愛さんの「日本スポーツ栄養学会誌」奨励賞の受賞式が行われました。


2017/8/18-20東京都千代田区にて開催されました日本スポーツ栄養学会第4回大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程修了生の佐藤 愛さんが、博士前期課程在学中に同研究科教授 海老久美子先生の指導の下で行われた論文で「日本スポーツ栄養学会誌」奨励賞を受賞されました。

 

論文のタイトルは、「大学生アスリートの食生活における変容ステージ及びセルフエフィカシー尺度の作成」です


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2017.09.11

2017/8/18-20日本スポーツ栄養学会第4回大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の堀居直希さんが調査・研究発表部門、優秀演題賞に選ばれました。


2017/8/18-20 東京都千代田区にて開催されました日本スポーツ栄養学会第4回大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の堀居直希さんが、同研究科教授 家光素行先生の指導の下で行われた研究発表で調査・研究部門にて優秀演題賞に選ばれました。

 

発表演題は、「アスリートのトゲドコロ摂取がレジスタンストレーニングによる筋量・筋力に及ぼす影響」です。


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2017.09.11

生理学研究所の定藤 規弘 教授による集中講義が実施されました。


 9/4 () -9/7 () に、生理学研究所の定藤 規弘 教授による集中講義 (先端スポーツ健康科学特論 II) が実施されました。定藤教授は、PET (陽電子放射断層撮影法) fMRI (機能的核磁気共鳴法) を用いた神経科学・脳科学研究で世界的に著名な研究者です。研究分野は、「脳内における点字の認識」、「複雑な手運動の脳内機構の解明」、「寄付行為の認知的基盤」など多岐に渡っています。その研究成果は、Nature を始め、これまで数多くの雑誌 (総引用数 2万以上) に掲載されています。今回の集中講義では、運動制御に始まり、脳の可塑性、社会的認知に至るまで、サル・類人猿・人間でどのような行動が見られるかとその脳内における神経基盤について、PET fMRIを用いた研究を紹介しながら幅広く講義がなされました。

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2017.09.07

2017/09/06 総合科学技術研究機構専門研究員の塚本敏人先生の研究が「PLoS One」に原著論文として掲載されました。


 

総合科学技術研究機構専門研究員の塚本敏人先生が本学部教授 伊坂忠夫先生、同学部教授 橋本健志先生、同学部助教 菅唯志先生と共同で取り組まれた研究が、「PLoS One」に原著論文として掲載されました。

 有酸素性運動は、状況判断能力に関わる認知機能である実行機能(抑制能力)を高めることが知られています(Tsukamoto et al. Med Sci Sports Exerc. 2017)。一方で、レジスタンス運動が認知機能におよぼす効果に関する知見は少なく、とりわけ局所的なレジスタンス運動(つまり様々な筋群に対して複数種目のレジスタンス運動を、時間をかけて行うのではなく、1種目のみ実施する短時間のレジスタンス運動)だけをした時に、認知機能に有益な効果をもたらすかについて、これまで明らかにされていませんでした。この研究論文では、膝関節伸展運動のみを用いて局所的にレジスタンス運動を実施することで、実行機能を急性的に高められることを明らかにしました。さらに、この効果は、運動強度依存的に高まることも明らかにしました。

 

Tsukamoto H, Suga T, Takenaka S, Takeuchi T, Tanaka D, Hamaoka T, Hashimoto T, and Isaka T (2017). An acute bout of localized resistance exercise can rapidly improve inhibitory control. PLoS One, Vol.12(9): e0184075.

 

http://journals.plos.org/plosone/article/file?id=10.1371/journal.pone.0184075&type=printable


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2017.09.04

2017/08/22 本学部・後藤一成教授の研究が「PLOS ONE」に掲載されました。


 スポーツ健康科学部・後藤一成教授がスポーツ健康科学研究科博士課程後期課程・角大地さん(博士課程後期課程1回生)、小島千尋さん(博士課程後期課程2回生、日本学術振興会・特別研究員)、石橋彩さん(博士課程後期課程3回生)と共同で取り組まれた研究が、「PLOS ONE」に掲載されました。

 

 この研究は、低酸素環境下で実施する持久性運動後におけるヘプシジン(鉄代謝を抑制するホルモン)の分泌動態は、同一の運動を通常酸素環境下で実施する場合と同様であることを示したものです。

 

Kazushige Goto, Daichi Sumi, Chihiro Kojima, Aya Ishibashi

Post-exercise serum hepcidin levels were unaffected by hypoxic exposure during prolonged exercise sessions. PLOS ONE, 12 (8): e0183629, 2017.


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2017.09.01

2017/08/28本研究科博士課程後期課程3回生石橋 彩さんの原著論文が、日本体力科学会奨励賞を受賞しました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生の石橋彩さん、同研究科 海老久美子教授、後藤一成教授と共同で取り組まれ、「体力科学」に掲載された論文が「日本体力科学会奨励賞」を受賞しました。なお、916日~18日まで愛媛で開催される、第72回日本体力医学会にて表彰式および受賞講演が予定されています。

 

石橋 彩,佐々木 裕人,松宮 さおり,池戸 葵,海崎 彩,浜岡 隆文,後藤 一成,海老 久美子 (2016)4週間のn-3系多価不飽和脂肪酸摂取が運動時の脂質代謝に及ぼす影響.体力科学,65 (2)p.225-235.

 


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2017.09.01

2017/07/30本研究科博士課程後期課程3 回生石橋 彩さんの研究が、国際誌「Nutrients」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生、石橋 彩さんがスポーツ健康科学部教授、後藤 一成教授と共同で取り組まれた研究内容が、「Nutrients」に原著論文として掲載されました。この論文では、3日間連続のトレーニング(12回)がヘプシジン(鉄代謝を抑制するホルモン)に及ぼす影響を検討しました。その際、トレーニング時に中程度の鉄サプリメントを摂取するグループとプラセボグループの2群に分けて検証しました。その結果、鉄サプリメントを摂取したグループにおいて、4日目(トレーニング終了翌日)に安静時のヘプシジンの上昇がみられました。この結果は、トレーニング時に鉄サプリメントを摂取することは、必ずしも鉄欠乏の改善に寄与するわけではないことを示すものであると考えられます。

Aya Ishibashi, Naho Maeda, Akiko Kamei, Kazushige Goto. Iron Supplementation during Three Consecutive

Days of Endurance Training Augmented Hepcidin Levels. Nutrients. 2017, 9, 820.


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2017.08.30

2017/07/06本研究科博士課程後期課程2回生 笠井信一さんの研究の国際誌「International Journal of Sports Medicine」への掲載が決定しました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生 笠井信一さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)がスポーツ健康科学部教授 後藤一成先生、国立スポーツ科学センター高橋英幸先生、鈴木康弘先生と共同で取り組まれた研究内容の「International Journal of Sports Medicine」への掲載が決定しました。この論文は、陸上競技短距離選手を対象に、低酸素環境下における5日間連続でのスプリントトレーニングの効果を検討した結果、通常酸素環境下で同様のトレーニングを実施する場合と比較して、全力ペダリング時における発揮パワーを有意に改善したことを報告したものです。この結果は、短期間の低酸素トレーニングが陸上競技短距離選手におけるパフォーマンスの向上に有効であることを示唆するものと考えられます。

Nobukazu Kasai, Chihiro Kojima, Daichi Sumi, Hideyuki Takahashi, Kazushige Goto, Yasuhiro Suzuki. Impact of 5 Days of Sprint Training in Hypoxia on Performance and Muscle Energy Substances. International Journal of Sports Medicine, 2017 (In press)


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2017.08.29

2017/08/29 2017年度後期スポーツ健康科学研究科:研修生・研究生の出願について


本研究科・修了生の皆さんへ

2017年度 研修生・研究生制度の出願手続要項・出願書類を掲載しました。
下記より必要な書式をダウンロードして頂けます。
要項を確認の上、所定の期間内に必要な手続を行なってください。

2017年度 研修生・研究生手続要項・出願書類



<出願期間>

2017年度前期・通年:2017年3月3日(金)~2017年3月10日(金)

後期:2017年9月4日(月)~2017年9月11日(月)

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2017.08.29

2017/05/31本研究科博士課程後期課程2回生水野沙洸さんの研究が、国際誌「PLOS ONE」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生水野沙洸さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)がスポーツ健康科学部教授後藤一成先生と共同で取り組まれた研究内容が、「PLOS ONE」に原著論文として掲載されました。

本研究論文では、成人男性8名を対象に、低強度・長時間ランニング中におけるコンプレッションウェアの着用が下肢筋群の筋パワーおよび筋損傷・炎症反応に及ぼす影響を、着圧の差異に着目して検討を行いました。その結果、低強度・長時間ランニング中における15mmHgの着圧を施したコンプレッションウェアの着用は、30mmHgを施したコンプレッションウェアと比較して運動終了後における下肢筋群の筋パワーの低下を抑制すること、5mmHg以下の着圧を施したウェアと比較して運動に伴う心拍数の上昇や炎症反応を抑制することが明らかとなりました。

 

Sahiro Mizuno, Mari Arai, Fumihiko Todoko, Eri Yamada and Kazushige Goto. PLOS ONE, 2017; 12 (5): e0178620


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2017.08.29

2017/08/01 本研究科博士課程後期課程2回生の小島千尋さんの研究の「Journal of Strength and Conditioning Research」への論文掲載が決定しました。


 スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生の小島千尋さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)が同学部教授の後藤一成先生、海老久美子教授と共同で取り組まれた研究が、「Journal of Strength and Conditioning Research」に原著論文として掲載されました。

 この研究論文では、女性アスリートを対象に、低酸素環境下における高強度間欠的運動に伴う食欲調節ホルモンや食事摂取量の変化を検討しました。その結果、低酸素環境および通常酸素環境下での高強度間欠的運動により、グレリン(食欲亢進に作用する消化器由来ホルモン)が有意に低下し、運動終了30分後の食事摂取量が同時間の安静に比較して有意に低値を示すことが明らかになりました。

 

Chihiro Kojima, Nobukazu Kasai, Aya Ishibashi, Yukako Murakami, Kumiko Ebi and Kazushige Goto. (2017) Appetite regulations after sprint exercise under hypoxic condition in female athletes. Journal of Strength and Conditioning Research. [Epub ahead of print]


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2017.08.28

2017/08/23 総合科学技術研究機構専門研究員の塚本敏人先生が日本体力医学会「2016-2017年度 国際学術交流奨励賞(第1位)」を受賞しました。


総合科学技術研究機構専門研究員の塚本敏人先生が、一般社団法人日本体力医学会において、本学部教授 橋本健志先生、東洋大学理工学部教授 小河繁彦先生、コペンハーゲン大学教授 Niels H. Secher先生らと取り組んでいる国際的な研究活動に対して「第二回日本体力医学会国際学術交流奨励賞(第1位)」を受賞しました。

本奨励賞は、2016年8月から2017年7月の期間に国際学会で活躍した40歳以下の日本体力医学会員の中から厳正なる審査の上、体力科学領域への貢献が高いと考えられる優れた国際学術活動に授与されます。


  http://www.jspfsm.umin.ne.jp/topic/20170823.htm

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2017.08.28

2017/07/31 本研究科博士課程後期課程の和智道生さんらの研究が「京都滋賀体育学研究」に資料として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程の 和智 道生さんをはじめ同期の院生が同学部教授、伊坂忠夫先生と共同で取り組まれた研究が、「京都滋賀体育学研究」に資料として掲載されました。

この研究論文は、前十字靭帯再建術、半月板部分切除術を行ったスポーツ選手における心理、栄養状態の変化を縦断的に調査しました。その結果、術後リハビリテーションがプロトコルよりも遅延している症例では、心理面の改善も遅延していることを明らかにしました。

 この研究のきっかけは、研究科での授業で取り組んだプロジェクトがもとになっており、授業研究から研究成果へ発展した良い事例です。


和智道生,亀井誠生,福原祐介,今川新悟,高村裕介,伊坂忠夫.ACL 再建術後および半月板部分切除術後の心理・栄養学的変化について.京都滋賀体育学研究33,1-7,2017


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2017.07.28

<スポーツ健康科学研究科>M3修士論文・公聴会を開催します(8/22火)


下記の日程で、

スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程3回生(M3)の修士論文・公聴会を開催します。

どなたでもご参加いただけます。

 

○日時:8月22日(火)12:30~12:50

○場所:インテグレーションコア1階 アカデミックラウンジ

 

※修士論文題名:「持久性運動前の食事の有無が鉄代謝に及ぼす影響」

※開会の挨拶:伊坂研究科長/司会・閉会の挨拶:長積研究科担当副学部長

 

・発表時間:120分以内(プレゼンテーション12分、質疑応答7分、入替1分)

・自由にご参加頂けますが、発表途中の入退室は避けてください。

・当日は、修士論文の要旨(和文)を配布します。


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2017.04.19

(本研究科進学希望者向け)2017年度スポーツ健康科学研究科「オープン研究室」開催(7/15、8/5、10/28、12/9)

6月17日(土)、7月15日(土)、8月5日(土)、10月28日(土)、12月9日(土)に立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科にて「オープン研究室」を開催します。スポーツ健康科学研究科の概要、大学院生・教員の研究説明、施設見学等、研究科所属教員と直接話をしながら、研究科について知る事ができます。社会人の方など平日なかなか来学できない方は、この機会に、ぜひご参加ください。
参加を希望される方は、申込先メールアドレス宛に下記の必要事項を記載の上、お申込みください。なお、申込締切およびキャンセル期限は、開催日より3日前までとさせていただきます。

<<2017年度スポーツ健康科学研究科 オープン研究室>>
  開催日 :2017年6月17日(土)、7月15日(土)、8月5日(土)、10月28日(土)、12月9日(土)
  開催時間:13:00~17:00(の内、1時間程度)
  開催場所:立命館大学びわこくさつキャンパス インテグレーションコア

申込先メールアドレス:spoken3@st.ritsumei.ac.jp
件名:●月●日スポーツ健康科学研究科「オープン研究室」参加申込み
内容:
■氏名
■連絡先(携帯電話等、連絡のつきやすいもの)
■現在のご所属(大学名等)
■受験を考えている場合:受験予定入試(課程<前期・後期>、時期、方式)
■希望する研究テーマ(できる限り詳細に)
■希望する研究指導教員
 (もしくは話を聞いてみたい教員、ただし当日対応する教員についてはご希望に沿えない場合があります。)
■13:00~17:00の間で参加を希望する時間

を必ず記載の上、メールをお送りください。頂いたメールアドレス宛にご返信させて頂きます(ご返信に日数がかかる場合があります)。携帯電話のメールアドレスの場合、パソコンからのメールを受信できるように設定しておいてください。

※頂いたメールをそのまま当日対応する教員にも転送します。ご了承ください。
※大学主催の春季研究科合同説明会についてはこちら外部リンクを参照してください。

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2017.06.13

2017/5/17 本研究科博士課程後期課程2回生木戸康平さんの研究が「American Journal of Physiology-Regulatory, Integrative and Comparative Physiology」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生 木戸 康平さんが同研究科教授の藤田聡先生と共同で取り組まれた研究が、「American Journal of Physiology-Regulatory, Integrative and Comparative Physiology」に原著論文として掲載されました。

この研究論文は、レジスタンス運動に伴う筋肉内のシグナル活性及びそれに伴う糖代謝の制御に関わる因子の変化に血液中のインスリンが重要であることを明らかにしました。また、その制御メカニズムに筋肉内のシグナル因子であるAMPKα (Ser485/491)が関わっている可能性を示しました。

 

Kohei Kido, Takumi Yokokawa, Satoru Ato, Koji Sato, Satoshi Fujita. Effect of resistance exercise under conditions of reduced blood insulin on AMPKα Ser485/491 inhibitory phosphorylation and AMPK pathway activation. (2017) Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol. May.


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2017.06.01

筑波大学・鬼頭先生をお招きして文理融合セミナーを開催しました

2017年5月30日に、筑波大学・鬼頭朋見先生を、お招きして文理融合セミナーを開催しました。

ご存じのように、スポーツ健康科学は、遺伝子から組織/社会までを扱う学問で、自然科学、人文科学、社会科学を総合的・学際的に扱う学問です。そのため、文理融合を常に意識しており、分野を越えた教員同士のコラボが活発です。

今回、鬼頭先生をお招きしたのは、鬼頭先生のキャリア自体が文理融合を体現されていたこと、ならびに現在の研究アプローチそのものが学際領域であることでした。鬼頭先生は、学部から博士課程修了までは、ロボット工学の分野で研究され、その後、オックスフォード大学のビジネススクールで、ロボット工学で学ばれた解析手法を活用した研究を進められ、現在は経営学の分野で活躍しておられます。

現在の研究については、次の講演テーマでお話し頂きました。
『社会・産業の持続的発展のための領域融合的研究:ビッグデータ+ネットワーク科学アプローチ』

お話は非常に面白く、かつ多岐にわたりますので全て紹介できませんが、いくつかを紹介します。
その一つは、複雑創発システムという考え方です。このシステムは、複数の要素間の関係性、相互作用から複雑な全体が組織化され、個々の要素の振る舞いからは予測できないような現象・秩序・機能が現れる系、というものです。一つの事例としては、車を製造するということを考えた場合に、自動車メーカーにはそれぞれに部品を納入するサプライヤー、取引先企業、さらにはそれぞれの拠点国などがあり、これらが複雑にリンクを張りながら、自動車製造ということで一つの秩序が成り立っている。ただし、メーカーごとにリンクの張り方、関連度合いも違うこともあり、それぞれの置かれた環境にも影響を受ける、というものです。

もう一つは、ネットワーク科学+ビッグデータについてです。これからの時代、IoTといわれるように、多くのもの、コトがネットワークにつながり、ビックデータが形成されます。そのようなビックデータをどのように使われるのか?
ネットワーク科学では、タンパク合成、インターネットのつながり、飛行機のルートマップ、FBの人間関係などが解析されます。このようなネットワーク科学とビックデータを活用すると、エボラが発症したとき、ネットワーク科学者は、ネットワークを解析してどのような感染するのかの予測。限られたワクチンをどのように投与すれば効果があるのかを考えるのもネットワーク科学の仕事。
 さらには、ネットワーク間のつながりの強さ、弱さを分析してみると、意外と近くで強いネットワーク(リンク)よりも離れたコミュニティと弱い紐帯(リンク)がある方が、イノベーション(創発)を起こしやすい、ということもデータを活用した研究から明らかにされているようです。

参加した先生方からは、多方面から活発な質問が出され、まさに鬼頭先生の刺激に創発をうけたセミナーでした。

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