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  • 山本 悠策助教
  • Yusaku Yamamoto
  • 応用化学科
  • 研究室無機触媒化学研究室
  • 専門分野生物物理学、触媒化学
  • 担当科目無機材料化学実験、分析化学実験
    • エネルギー変換
    • 機能材料
    • ナノテクノロジー
Q1研究の内容を教えてください。

化学反応を利用してプラスチックなどの材料を作ったり、自動車の排気ガスに含まれる有害ガスを無害化したりするのに「触媒」は欠かせません。ナノメートルオーダーの小さな金属粒子がどの様に触媒反応に関与して働いているのかを知ることは、より良い触媒材料をつくる際の指針として役立ちます。金属ナノ粒子が触媒として機能するまさに「その場」をX線(XAFS法)を使って観察することで触媒反応のメカニズム解明を目指しています。

Q2研究に興味を持ったきっかけを教えてください。

立命館守山高校への入学が、大きな契機となりました。漠然と理科が好きだという理由で生物部(sci-tech部)に入部しましたが、その活動としての外来魚駆除の解剖教室で、外来魚の胃から在来生物がたくさん出てくる光景を目のあたりにし、その生態系への影響の大きさを痛感するとともに、謎の多いその食性を解明することを決意しました。それからは、琵琶湖に釣りに出かけては外来魚のブルーギルを捕獲、解剖し、胃の内容物を調べ、結果をまとめ発表するという「研究」の一連の流れを経験しました。そして、様々な賞をいただいたり、新聞で紹介されたりする中で、自分も社会の役に立つことができるのだと感じたことが、研究対象が変わった現在においても、研究活動を続ける大きな原動力となっています。

Q3高校生へメッセージをお願いします。

大学のオープンキャンパスや体験入学、高校生向けの実験教室などのイベントに積極的に参加して様々な専門分野の人達と話す機会をつくると、進路選択の良い参考になると思います。「あの時、あの方が言っていた」が意外と記憶に残っているもので、10年以上経っても何かに悩んでいるときにふと思い出して、それが道しるべになることがあります。また、同時に「これだけは、人に負けない」と言える何か(勉強でも芸術でもスポーツでも)を見つけて突き詰めてみてください。夢を見つけるための広い視野と目標に向けて突き進む力を身に着けておけば、たとえどんな分野に進んだとしても活躍できるはずです。